KB5083769

BitLocker回復ループ、Windows 11だけ修正

Windows 11

BitLocker回復ループ、Windows 11だけ修正

Microsoftが4月の更新で引き起こしたBitLocker回復ループを5月に修正した。対象はWindows 11の24H2と25H2のみ。23H2、Windows 10、Serverの管理者は48桁の回復キーを握って次の更新を待つ。 4月の更新で何が起きたか 4月14日に配信されたKB5083769を入れたあと、一部のWindows 11が再起動の途中で見慣れない青い画面に切り替わる。BitLocker回復キーを入力しないと先に進めない。回復キーを社内のサーバーやMicrosoftアカウントに退避していない端末では、その時点で業務が止まる。 問題が起きるのは特定の条件を満たした端末に限られる。BitLockerがOSドライブを暗号化していて、グループポリシーで「ネイティブUEFIファームウェア構成のTPM プラットフォーム検証プロファイルを構成する」が有効化され、検証プロファイルにPCR7(Platform Configuration Register 7)が含まれている。さらにシステム情報で「Secure Boot State PCR7 Binding」が「Not Pos

Windows 11の4月更新、複数バックアップソフトを一斉に止める

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Windows 11の4月更新、複数バックアップソフトを一斉に止める

4月のセキュリティ更新KB5083769を当てたWindows 11で、Acronis・Macrium・NinjaOne・UrBackupといった主要バックアップソフトが軒並みVSSタイムアウトで失敗している。災害時の最後の砦が、セキュリティを守るはずの更新で崩されている。 バックアップが、突然動かなくなった Windows 11 24H2と25H2を使っている多くのユーザーが、4月のセキュリティ更新を当てた直後から、いつものバックアップが完了しなくなる事態に直面している。複数のバックアップベンダーが同時に同じ症状を抱えるケースは、ここ数年でも例が少ない。 問題のセキュリティ更新は、Microsoftが2026年4月14日に配信した KB5083769(OSビルド26200.8246と26100.8246)。この更新を当てたPCでバックアップソフトを走らせると、ボリュームシャドウコピーサービス(Volume Shadow Copy Service、以下VSS)がスナップショット作成中にタイムアウトし、ジョブが失敗する。 最初に異変を察知したのは、長年Windowsの更新を観察

Windows 11、セキュアブート証明書の更新状況を可視化へ

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Windows 11、セキュアブート証明書の更新状況を可視化へ

2026年6月から古いセキュアブート証明書が順次失効する中、Windows 11の4月更新で「Windows セキュリティ」アプリが証明書の更新状況を信号色で示すようになる。技術者しか見えなかった状態が、一般ユーザーの目の前に降りてきた。 6月の期限切れに向けて、ようやく可視化される セキュアブートの証明書は、PCの起動時に読み込まれるソフトウェアが正規のものかを検証するための鍵だ。2011年にMicrosoftが発行した証明書が今も広く使われているが、2026年6月から順次失効する。 失効後にそのまま使い続けるとどうなるか。Microsoftが公開している説明はこうだ。 セキュア ブートが提供するブートレベル機能の低下という影響がある。新しいブートレベルの攻撃をブロックできなくなり、新しい証明書で署名されたOSやドライバーが読み込めなくなる。 最悪の場合、BlackLotusのような「ブートキット(bootkit)」と呼ばれるマルウェアに起動プロセスを乗っ取られる余地が広がる。OS起動前の段階で仕込まれるため、Windowsが立ち上がってからアンチウイルスを走らせても検知