AI
AnthropicがAIによるAI開発の進展を説明 「自分で自分を作る」発言の文脈
Anthropicが自社の内部データを公開した。マージされるコードの80%超がClaude製、エンジニア1人あたりのコード生産量は2024年比で8倍。数字だけ見れば生産性の話に見えるが、この報告書が本当に言いたいのは別のことだ。「再帰的自己改善」(recursive self-improvement、AIが自分の後継を自律的に設計・開発する段階)が、多くの機関が備えるより早く訪れうる、という警告である。 「AIが自分を作る」とはどういう意味か Anthropicのシンクタンク「Anthropic Institute」が6月4日に公開した報告書のタイトルは「When AI builds itself」。マリーナ・ファヴァロ(Marina Favaro)氏と共同創設者のジャック・クラーク(Jack Clark)氏の共著で、公開ベンチマークと社内の未公開データを組み合わせた分析になっている。Anthropicは再帰的自己改善に「まだ到達していない」と明言したうえで、その方向に向かう兆候が社内データに現れていることを示した。 報告書は、Anthropicの開発現場がこの5年でどう変わっ