Spotify
SpotifyがAIアーティストにラベルを貼り、レコメンドから外す
Spotifyが「AIペルソナ」バッジを導入し、AIが生み出した架空のアーティストをレコメンドから除外する。ただしAIリミックスは推進中。この線引きの意味を読み解く。
Spotify
Spotifyが「AIペルソナ」バッジを導入し、AIが生み出した架空のアーティストをレコメンドから除外する。ただしAIリミックスは推進中。この線引きの意味を読み解く。
Netflix
映像作品のどこにAIが使われているか、Netflixは一度も明かしたことがなかった。その沈黙が、決算報告で破られた。 「約300」という数字が持つ重み Netflixは現地時間7月16日に公表した2026年第2四半期の株主向けレターで、約300作品に生成AIワークフローを使用したと明らかにした。2026年に入ってからの数字で、利用の大半はポストプロダクションに集中している。 Netflixは自社作品のAI使用件数をこれまで一度も出していない。個別の作品でAIが使われたという報道はあったが、何本に、どの工程で、どの程度のAIが入っているかをNetflix自身が語ったのは今回が初めてだ。 具体例として挙がったのは3作品。インドのスポーツスリラー「Glory/グローリー」、ブラジルのサッカーミニシリーズ「Brasil 70: A Saga do Tri」、そして米国の独立戦争を扱うドキュメンタリーシリーズ「The American Experiment」。いずれも群衆の増強、歴史的な戦闘シーン、世界観の導入ショットなど、「高度に複雑なシークエンス」にAIが投入された。 決算説明会
音楽
2026年上半期、米国でCDが1630万枚売れた。買った人の半数はCDプレイヤーを持っていない。 再生しない人が買っている 音楽データ会社ルミネイトが7月15日に公開した2026年中間レポートで、米国のCD販売が前年比16%増の1630万枚に達したことがわかった。同期間のレコード販売の伸び率は2.4%にとどまり、CDはレコードの約7倍の速度で成長している。 この数字を引っ張ったのはK-popだ。BTSの『ARIRANG』は上半期だけで56万7000枚、エンハイプン(ENHYPEN)の『The Sin: Vanish』が28万6400枚、エイティーズ(ATEEZ)の『Golden Hour: Part 4』が26万3000枚を売り上げた。K-popを除いても、CD販売は6.7%伸びている。レコードの2.4%を上回るペースだ。 Z世代とミレニアル世代のCD購入者のおよそ半数は、再生する手段を持たないまま購入している。 「聴くもの」から「持つもの」へ CDは再生するために買うもの、という前提が崩れている。ルミネイトのレポートによると、CDは「手頃な価格のコレクターズアイテム」
AI音楽
Spotifyが7500万曲のAIスパムを削除した一方、AIチャット機能を有料会員に提供し始めた。排除と活用が同時に進んでいる。 削除された7500万曲の正体 Spotifyは2025年9月、過去12か月間で7500万曲以上のスパムトラックを削除したと発表した。生成AIツールの普及で大量生産が容易になった低品質な楽曲、SEOを悪用した偽装トラック、極端に短い再生回数稼ぎの音源が対象だ。 同社でアーティスト・マーケティング・ポリシーの責任者を務めるサム・デュボフ(Sam Duboff)氏は、AIの活用と悪用の境界が曖昧になっていると認めている。プロのアーティストもスタジオでAIツールを使い始めており、「何がAI音楽か」の定義自体が揺らいでいる。 作るのに労力がかからない音楽は品質が低くなりがちで、聴衆を見つけられない傾向にある(デュボフ氏) 数字の規模感を別の角度から見ると、Spotifyには毎日約10万曲が新たにアップロードされている。ライバルのDeezerが4月に公表したデータでは、同社に届く新曲の44%がAI生成だった。1日あたり約7万5000曲。そのうち実際に再生され
ゲーム
ディスクが消えた先に待つのは、ダウンロードですらない。サーバーの「蛇口」を月額で開けてもらう世界だ。メタルギアの生みの親は、その未来を見据えて「恐怖」と言い切った。 ローマの夜空の下で ゲームの発表会場でも業界カンファレンスでもない。小島秀夫氏が語ったのは、ローマの野外映画祭Il Cinema in Piazzaだった。7月4日から6日にかけて、ダリオ・アルジェント監督やニコラス・ウィンディング・レフン監督らと並び、映画の上映とトークに参加していた。 SIEがPlayStation Blogで2028年1月以降の新作ゲームについてディスク版の生産を終了すると発表したのは、現地時間7月1日。小島氏がローマに到着する数日前のことだ。 映画祭で物理メディアの話題が振られたとき、小島氏はこう述べた。 「2028年に生産が終わるということで、これはゲームの話ですが、物理メディアで育った自分としては、本当に悲しい。今、映画のBlu-rayやCDを買い漁っている。ゲームの場合はハードディスクにダウンロードするので、データは自分のハードウェアに残る。だがこれがストリーミングに移行すれば、そ
テクノロジー
深夜、子どもを寝かしつけた直後にNetflixの広告が大音量で鳴る。カリフォルニア州のトーマス・アンバーグ(Thomas Umberg)州上院議員がこの法案を提出したきっかけは、スタッフの赤ん坊がストリーミング広告の音で起こされたことだった。2026年7月1日、その怒りが法律になる。 テレビでは16年前に解決した問題 カリフォルニア州法SB 576は、ストリーミングサービスに対し、広告の音量を視聴中のコンテンツと同じ平均ラウドネスに揃えることを義務づける。ギャビン・ニューサム(Gavin Newsom)知事が2025年10月6日に署名し、2026年7月1日に施行される。 テレビ放送では2010年にCALM Act(Commercial Advertisement Loudness Mitigation Act)が成立し、2012年から地上波・ケーブル・衛星放送のCMの音量が番組と同じ平均水準に揃えられている。ところがストリーミングサービスはこの連邦法の適用外だった。NetflixもAmazon Prime Videoも、法律上は広告を好きなだけ大きな音で流せる状態が続いていた。
AI
Spotifyが、ユニバーサル ミュージック グループ(UMG)と提携し、AIで楽曲のカバーやリミックスを生成できるツールをプレミアムユーザー向けに提供する。
カナダ
Netflix、Disney+などのストリーミングサービスに対しカナダが収益の15%拠出を義務づける新規制を導入した。5%から3倍への引き上げを、米大使が「貿易障壁」と批判している。
AV2
AV1の後継としてAlliance for Open Media(AOMedia)が開発を進めてきたロイヤリティフリーの動画コーデックAV2が、いよいよ正式リリースを迎える。リファレンスソフトウェアのコミットが示す日付は、5月29日だ。 v1.0.0、5年の開発に区切り AV2のリファレンス実装であるAOM Video Model(AVM)のリポジトリに、バージョンを v1.0.0 に引き上げるコミットが入った。CHANGELOGには「2026-05-29 v1.0.0 — First released version of AV2」と記載されており、来週5月29日が正式リリース日となる見通しだ。 プロジェクトバージョンだけでなく、共有ライブラリのSOバージョンも更新されている。CMakeLists.txtではlibtoolのバージョニング規約に沿ったLT_CURRENT、LT_REVISION、LT_AGEの管理が新たに導入され、外部プロジェクトがAVMライブラリをリンクする際の互換性管理が整備された形だ。 コミットメッセージは「Update CHANGELOG,
Netflix
テキサス州が米Netflixを提訴した。容疑は子どもを含む利用者の監視と、ダークパターンによる中毒設計。広告のない安全地帯を売り物にしてきた企業が、自ら否定してきた監視ビジネスの中心にいると名指しされている。
AI
Amazonが映画やドラマの短い切り抜きを縦にスクロールするフィード「Clips」をPrime Videoに投入する。Netflixが同名機能を出した翌週の発表だ。各社が同じ場所に集まりつつある。 同じ名前、1週間違いの登場 Prime Videoの新機能「Clips」は、米国のiOS、Android、Fireタブレット向けに一部ユーザーから提供が始まった。今夏には対応端末すべてで本格展開する予定だという。表示は縦フルスクリーン。指でスワイプすると、自分の視聴履歴に合わせたショーや映画の短い切り抜きが次々と流れてくる。 Netflixの「Clips」は4月30日、Prime Videoの「Clips」は5月8日。同じ名前のショート動画フィードが米国の二大ストリーミング企業から1週間差で公開された。 ストリーミング各社のショート動画機能ローンチ時期 * 2025年8月21日 ESPN「Verts」 ESPNアプリの新DTC版に縦型動画タブを搭載。ディズニーが最初に投入したショート動画機
Disney
新CEOジョシュ・ダマロが、Disney+とテーマパーク、クルーズの各アプリを1つに束ねる「スーパーアプリ」を社内で議論している。Bloombergが報じた構想は、ボブ・アイガー時代から10年以上たなざらしになってきた古い夢だ。
AV2
AV2の仕様がドラフト状態のなか、VideoLANがAV2デコーダ「dav2d」を公開した。AV1普及の立役者dav1dの後継として、すでに「production-ready」を謳う。仕様より先に実装が走り出す、その意味とは。 仕様より早く動き始めた実装 AV2の仕様書はまだドラフト状態にある。本来であれば2025年末に正式リリースされる予定だった次世代の映像コーデックが、いまだ確定版に至っていない。にもかかわらず、VideoLANはそのデコーダ実装である「dav2d」を週末にひっそりと公開した。 これは少し奇妙な順序だ。普通は仕様が固まり、その上で実装が始まる。dav2dの場合、仕様の最終形がまだ動く可能性のある段階で、コードは「battle-tested and production-ready(実戦投入レベルで磨き上げた、商用に耐える)」とまで宣言されている。AOMediaのAV2仕様書は 2026年1月5日付 でドラフト状態にあり、開発者は最終リリースまでに修正される既知の問題を警告している。 VideoLANの開発陣はもう何ヶ月も前から、この「先回り」の作業を進めて
YouTube
YouTubeが、また黙って値札を書き換えた。米国で全プランが一斉値上げ。公式発表なし、ユーザーはRedditで知った。