Windows 11
Win11タスクバー、4年越しで上下左右移動が復活
Windows 11のタスクバーが、画面の上下左右どこにでも置けるようになる。リリース時に切り捨てた機能が、いまテスター向けに戻ってきている。
Windows 11
Windows 11のタスクバーが、画面の上下左右どこにでも置けるようになる。リリース時に切り捨てた機能が、いまテスター向けに戻ってきている。
セキュリティ
ベルリンで開催中のPwn2Own 2日目、Microsoft ExchangeがSYSTEM権限のRCEに屈した。Orange Tsai氏が3つのバグを連鎖させ、単独で20万ドルを手にした。 Exchangeが3つのバグの連鎖で陥落 Pwn2Own Berlin 2026の2日目が終わった。研究者たちは新たに15件のゼロデイを暴き、38万5,750ドルの賞金を分け合った。1日目と合計すると、2日間で39件のゼロデイと総額90万8,750ドル。3日目を残しての数字だ。 会場の主役は再びOrange Tsai氏だった。DEVCORE Research Teamに所属する台湾の研究者で、ProxyLogon・ProxyShellの発見者として知られる。今回はExchangeを標的に、3つのバグを連鎖させてSYSTEM権限のリモートコード実行(RCE)を成功させた。報酬は20万ドル、Master of Pwnポイントは20。 ExchangeのRCEは、企業の電子メール基盤を丸ごと掌握できる類の脆弱性だ。ProxyLogonの記憶が新しいセキュリティ担当者なら、この一報で背筋が冷えた
Windows
5月のWindows 11セキュリティ更新「KB5089549」が一部のPCでインストール途中に失敗している。Microsoftが原因をEFIパーティションの空き容量不足と認め、レジストリ修正による回避策を公開した。 35%で止まり、ロールバックされる更新 5月12日に配信されたWindows 11 25H2/24H2向けの累積更新「KB5089549」が、一部の環境でインストール中に失敗している。初期段階は通常通り進む。ところが再起動後の処理がおよそ35〜36%まで進んだところで止まり、「Something didn't go as planned. Undoing changes.(変更を元に戻しています。)」というメッセージとともにロールバックされる。最終的に表示されるエラーコードは 0x800f0922 だ。 更新適用の途中で電源を切ったわけでもなく、ディスクが壊れているわけでもない。Windows Updateの履歴を見ても、原因は読み取れない。何が起きているのか分からないまま、同じ失敗を何度も繰り返している利用者が出ている。
Windows 10
2015年5月15日、Microsoftが海賊版PCにもWindows 10アップグレードの道を残すと表明した。11年後の今、その判断が何を意味していたのかを振り返る。 あの日の発表が「olive branch」と呼ばれた理由 Windows Centralが本日付の振り返り記事で、2015年5月15日の出来事を「olive branch」(和解の手)と表現している。当時のWindows部門責任者だったテリー・マイヤーソン(Terry Myerson)が公式ブログで、海賊版や非ライセンス状態のWindowsを使うPCに対しても、OEMパートナーと組んで「very attractive」(とても魅力的な)アップグレード提案を計画していると書いた日だ。 ライセンス違反を黙認しないが、海賊版ユーザーを切り捨てるわけでもない。表向きはそう読める発表だった。 ただし、同じブログには冷ややかな線引きも並んでいた。無料アップグレードの対象は正規版のみ。海賊版のWindowsを動かすPCには、デスクトップにウォーターマークが表示され、「マルウェアや詐欺、個人情報流出、性能不良のリスクが高い」
Windows 11
Windows 11のクラッシュ・過熱・バッテリー消耗の元凶はサードパーティ製ドライバーだった。マイクロソフトがついにそれを認め、エコシステム全体を巻き込む大改革を始める。 8年ぶりのWinHECで明かされた本音 台北で開かれたWinHEC 2026で、マイクロソフトが新しい取り組みを公表した。ドライバー品質改革と銘打たれたこの計画(英名はDriver Quality Initiative、略称DQI)は、Windowsのドライバー品質・信頼性・セキュリティを根本から底上げするためのものだ。WinHECはWindows Hardware Engineering Conferenceの略で、OEM・シリコンパートナー・IHVが集まる技術カンファレンスだ。今回は2018年以来、実に8年ぶりの開催になる。 8年も間隔が空いたこと自体が、雄弁に状況を語っている。Windows 11がリリースされて以降、マイクロソフトのリソースは角丸のUIと生成AIに大きく傾いていた。ハードウェアパートナーとの密な連携は表舞台から消え、Windowsそのものは後回しになっていた節がある。CEOのサティア
Dell
Dell製パソコンで30分おきにブルー スクリーンが起き、原因はDell自身が配布した「SupportAssist Remediation」だった。Dellの担当者が公式フォーラムで非を認め、当面の回避策はアンインストールだという。 Dell公式が「うちのソフトが落としています」と認めた Dell製のWindowsパソコンで、起動から30分ほどで青い画面になり、勝手に再起動する。それを何度も繰り返す。そんな報告が5月の連休明けから一気に増えている。 原因を突き止めたのはユーザー側だった。クラッシュ ダンプをWinDbgで解析した複数のオーナーが、同じ犯人を指差した。DellSupportAssistRemedationService.exeである。場所はC:\Program Files\Dell\SARemediation\agent\。Dellが自社製パソコンにプリインストールしているリカバリー支援ツールの一部だ。 Dellの担当者は公式フォーラムで次のように書いた。 Dell Engineeringは本BSOD問題を認識しており、解決に向けて作業を進めている。多くの方が
Microsoft
テレメトリでは足りないと、Microsoftがついに認めた。Windows 11のUXを直すために、選ばれたInsiderへ招待メールが届き始めている。 新しいパネルが配るのは、修復への参加権 Microsoftが「Windows Insider Panel」と呼ばれる新しいUXリサーチ枠を、ひっそりと動かし始めた。アクティブなWindows Insiderの一部に向けて、ここ数日で招待メールが配られている。 差出人欄は普段の機能告知と変わらないが、本文の一行が違う。「Windows Insider Panelへの参加を」。クリックすると、Microsoft社内のフォームではなく「User Interviews」という外部リサーチプラットフォームへ飛ばされる。アンケートが用意されており、答え終えると正式に「Windows + Devices UX Research panel」のメンバーになる仕組みだ。 Microsoftはこの取り組みを公式ブログでまだ大きく告知していない。当事者にメールで個別に声をかけている段階に見える。社内アンケートではなく外部リサーチ会社を経由する設計
Windows
2026年5月の月例更新プログラム「KB5089549」が、複数のPCでインストール失敗を引き起こしている。Microsoftは「既知の問題なし」と公式に説明する。 Microsoftは「問題なし」、現場は失敗報告 2026年5月13日(日本時間)に配信されたWindows 11向け累積更新プログラムKB5089549をめぐり、インストール失敗とネット接続性能の低下を訴える報告がRedditやMicrosoft Q&Aフォーラムで相次いでいる。対象はWindows 11 バージョン25H2および24H2で、適用後のビルド番号は26200.8457(25H2)と26100.8457(24H2)に上がる。 Microsoftはリリース正常性ダッシュボード上で、このパッチに「no active known issues」(現在認識されている既知の問題はない)と記載している。Patch Tuesday告知のドキュメントにも、不具合に関する記述は見当たらない。 しかし複数の独立した場で、同じ症状の報告が積み上がっている。 Redditで広がる「Something didn't go
Windows 11
Microsoftが4月の更新で引き起こしたBitLocker回復ループを5月に修正した。対象はWindows 11の24H2と25H2のみ。23H2、Windows 10、Serverの管理者は48桁の回復キーを握って次の更新を待つ。 4月の更新で何が起きたか 4月14日に配信されたKB5083769を入れたあと、一部のWindows 11が再起動の途中で見慣れない青い画面に切り替わる。BitLocker回復キーを入力しないと先に進めない。回復キーを社内のサーバーやMicrosoftアカウントに退避していない端末では、その時点で業務が止まる。 問題が起きるのは特定の条件を満たした端末に限られる。BitLockerがOSドライブを暗号化していて、グループポリシーで「ネイティブUEFIファームウェア構成のTPM プラットフォーム検証プロファイルを構成する」が有効化され、検証プロファイルにPCR7(Platform Configuration Register 7)が含まれている。さらにシステム情報で「Secure Boot State PCR7 Binding」が「Not Pos
Windows
Windows Updateが、ユーザーが自分でインストールした新しいGPUドライバーを古いバージョンに勝手に上書きしてしまう。長年悩まされてきたこの問題に、Microsoftがようやくメスを入れる。 4部HWIDを2部HWID+CHIDに切り替える Microsoftが5月12日に公開した公式ブログで、グラフィックスドライバーの配布ポリシーを抜本的に変更すると発表した。中核は、これまで使われてきたHardware ID(HWID)4部構成の配布方式を、より絞り込んだ2部HWID+CHIDの組み合わせに置き換えるというものだ。Computer Hardware ID(CHID)は、コンピューター全体を識別するIDを意味する。 公式ブログの冒頭は、Microsoft自身が問題の存在を認める一文で始まる。 グラフィックスドライバー領域で寄せられる顧客フィードバックの最上位は明確だ。「Windows Updateが私のドライバーをダウングレードする」というものだ。 このダウングレードは、技術的にはWindows Updateの「ランク付け」の仕組みに起因する。GPUベンダーやOE
セキュリティ
USBメモリにフォルダを1つ置き、再起動時にCTRLキーを押し続ける。それだけでBitLockerで暗号化されたドライブが丸ごと開いてしまう。MicrosoftはまだCVEも発行していない。 鍵を持たずに鍵を開ける Windows 11のフルディスク暗号化BitLockerが、USBメモリ1本で迂回される。研究者ハンドルネーム「Chaotic Eclipse」(別名Nightmare-Eclipse)が5月12日、概念実証(PoC)コード「YellowKey」を公開した。対象PCを物理的に手にしてさえいれば、TPMの鍵を一切問わずに暗号化ボリュームへ完全アクセスできる。 手順は驚くほど単純だ。NTFSでフォーマットしたUSBメモリのSystem Volume Information\FsTx配下に攻撃コードを置き、ターゲットのWindowsマシンに挿す。Shift+クリックで再起動を選んだら、画面が切り替わる瞬間にShiftを離してCTRLキーを押しっぱなしにする。次に立ち上がるのはWindows回復環境(WinRE)の通常メニュー、ではなく、暗号化解除済みのドライブが見えてい
Microsoft
Windows 11のネイティブUIフレームワーク「WinUI 3」が、エクスプローラー起動時のパフォーマンス指標で大幅な改善を達成した。MicrosoftはWindows全体をWinUI 3へ寄せると同時に、フレームワーク自体も底上げしている。 エクスプローラー起動で示された4つの数値 Microsoftのソフトウェアエンジニアであるベス・パン(Beth Pan)が、GitHub上のWinUIリポジトリで進行中の最適化作業の成果を公開した。エクスプローラーの起動処理におけるWinUI部分について、メモリ確保回数が41%減、一時的なメモリ確保が63%減、関数呼び出しが45%減、WinUIコード内で費やす時間が25%短縮したという。 ここで挙げられているのはあくまで「フレームワーク内部の処理量」であり、起動時間そのものの短縮率ではない点に注意が必要だ。実際、GitHubのコメント欄ではユーザーのbogdan-patraucean氏が「起動時間自体への影響はどの程度か。まさか40%短縮ではないだろう」と早々に質問しており、パン氏も具体的な体感時間の数字には触れていない。 数字の改
Microsoft
599ドルのMacBook Neoに対し、Microsoftが調査会社Signal65にスペック比較を委託した。RAMもストレージもCPUスコアも、Windows 11ラップトップが上回るという結論だ。しかし、その「正しさ」がなぜ刺さらないのか。
Dell
DellのPCが30分おきにブルースクリーンで再起動する事態が広がっている。犯人はWindows 11ではなく、Dell自身が配信した「SupportAssist Remediation」の更新だ。