AI
Grokで児童の性的画像が大量生成された問題 1枚の写真から7000枚との調査
ワイオミング州の女性が、義父の犯行とAI企業の怠慢、そしてその後に残された地獄を初めて語った。
AI
ワイオミング州の女性が、義父の犯行とAI企業の怠慢、そしてその後に残された地獄を初めて語った。
データセンター
ミシガン州の人口5700人の町で、AI・暗号通貨マイニング施設が発する騒音をめぐり住民が集団訴訟を起こした。市は騒音条例を新設して罰金を科し、企業は住宅の買い取りを申し出た。 100年住んだ家の窓が開けられない ミシガン州南西部にドゥワジャック(Dowagiac)という町がある。人口約5700人。ミシガン湖から約50km内陸に入った、キャス郡の小さな町だ。 その町のルイーズ・アベニュー沿いに、一軒の家がある。マージョリー・フィン(Marjorie Finn)氏の家族が約100年にわたって住み続けてきた家だ。 通りの向かいには松の木の列があり、その奥に工場の建物があった。何十年もの間、それで特に問題はなかった。 2018年頃から状況が変わり始めた。松の木が伐採され、搬入口が設置された。2021年頃には暗号通貨のマイニング施設が稼働を開始し、2024年になると建物から24時間途切れない騒音が出るようになったという。 住民のリンディ・バレンズエラ(Lindy Valenzuela)氏はその音をこう表現している。 「掃除機を居間に置いて、フィルターが詰まった状態で電源を入れっぱ
Microsoft
英国で5年にわたって争われてきたソフトウェアライセンスの再販をめぐる訴訟が、大きな転換点を迎えた。 クリップアートで著作権は守れない 英国控訴院は現地時間2026年7月7日、Microsoftが提起した2件の控訴をいずれも棄却する判決を下した。中古のMicrosoftソフトウェアライセンスを企業に再販してきた英国企業ValueLicensingの事業は、合法であると改めて認められた。 争点は2つあった。1つは著作権。Microsoftは2025年になって訴訟の方針を転換し、Officeに含まれるアイコンやヘルプファイルが「創作物」に該当すると主張した。創作物であればEUの情報社会指令が適用され、中古ソフトウェアの再販を認めた2012年のユーズドソフト(UsedSoft)判決の射程から外れる、という論理だった。 控訴院はこの主張を退けた。Officeの実質はコンピュータプログラムであり、アイコンやフォントは「付随的」な要素にすぎない。ソフトウェア指令が適用され、著作権は最初の販売時点で消尽する。Microsoftの論法が通った場合に何が起きるか、判決は一文で指摘している。 ユ
PlayStation
ソニーが2028年1月でPlayStationの新作ディスクを終了すると発表した翌週、4億ユーロ超の損害賠償を求めるオランダの消費者団体が声明を出した。「最後の競争」が消える、と。 「価格が公正であり得ない」 ディスク廃止の発表から数日後の2026年7月6日、オランダの非営利団体Stichting Massaschade & Consument(大規模損害・消費者財団)の代表ルシア・メルヒャーツ(Lucia Melcherts)が、独占声明で次のように述べた。 物理ディスクの廃止は、PlayStationのゲームが競争的な価格で売買できる最後の場所を消し去る。ディスクがなければ中古市場も消え、PlayStation Storeに代わる選択肢もなくなる。2028年以降、ゲームの価格も、遊べる期間も、ソニーだけが決めることになる。これこそがFair PlayStation訴訟の核心だ。購入者に所有権も代替手段もない状態で、価格が公正であるはずがない(メルヒャーツ代表のWccftechへの独占声明) この声明は、ソニーのディスク廃止決定と、現在3か国で進行中のPlayStation
データセンター
4月に発覚した低周波音の問題をMicrosoftは「解決済み」としていた。住民はそう思っていない。 稼働開始から1週間で提訴 ウィスコンシン州マウントプレザントに完成したMicrosoftのデータセンター「フェアウォーター」が稼働を開始したのは6月下旬のことだった。それから1週間後の7月2日、近隣の住民3人がMicrosoftを相手取り、連邦地裁に集団訴訟を起こした。 原告は3人。ガレット・オスターガード(Garret Ostergaard)氏と、デイヴィッド・ウェイド(David Wade)氏、ジョイ・ウェイド(Joy Wade)氏の夫妻で、いずれも隣接するスタートバント(Sturtevant)の住民だ。全員がデータセンターから約2.4km以内に住んでいる。訴状は、ディーゼル発電機と空調設備(チラー、冷却塔、空調機、コンデンサーファン)が発する騒音を「過度で持続的」と主張し、私的ニューサンス(生活妨害)と過失を訴因として挙げた。 オスターガード氏は、騒音による不眠で勤務シフトを夜勤から日勤に変更せざるをえなくなった。ウェイド夫妻は、自宅の庭やデッキで過ごす時間を奪われたと訴
メモリ
メモリ大手3社に対する反トラスト集団訴訟の提起から5日。被告の一角であるマイクロンが、トランプ政権の看板政策に同種で最大の企業投資を発表した。善意の社会貢献か、それとも計算された一手か。タイミングが語る文脈を、事実から読み解く。 2億5000万ドルの中身 マイクロンは現地時間6月30日、子ども向け投資口座「トランプ・アカウント」(530A口座)に2億5000万ドルを拠出すると発表した。対象は最大100万人の子どもとその家族で、マイクロンが拠点を置くアイダホ、ニューヨーク、バージニア、カリフォルニアなど7州が中心になる。 具体的な仕組みは二つある。一つは従業員向けのマッチング拠出で、18歳未満の子ども1人につき1000ドルまで会社が上乗せする。もう一つはコミュニティ向けの種子資金で、対象地域の子どもに一律250ドルを初期入金する。マイクロンはこれを「同種で最大の企業コミットメント」と位置づけた。 トランプ・アカウントは、2025年に成立した通称「One Big Beautiful Bill Act」で新設された税制優遇付きの子ども向け投資口座で、7月4日の米国独立250周年記念
メモリ
メモリ価格が歴史的な高値を記録するなか、世界のDRAMを支配する3社が米国で消費者から訴えられた。訴状が突きつけているのは、AI需要という構造要因の裏側にある、もうひとつの疑惑だ。 訴状が描く構図 現地時間2026年6月25日、カリフォルニア北部地区連邦地裁に集団訴訟が提起された。事件番号3:26-cv-06345、訴因は反トラスト法違反。被告はサムスン電子、SKハイニックス、マイクロン・テクノロジーの3社と、その米国法人だ。 原告は個人消費者と小規模PC事業者。Troy's Computers LLC、JB Tech Solutions LLCといった、街のPCショップや修理業者が名を連ねる。代理人を務めるのはニューヨークの法律事務所Bathaee Dunne LLP。反トラスト訴訟を専門とし、直近ではディズニーに対するストリーミング価格の訴訟も手がけている。 訴状の骨子はこうだ。3社はAI向けのHBM(広帯域メモリ、GPUに搭載される高速メモリ)への生産転換を口実に、汎用DRAMの生産を協調的に絞った。DDR3やDDR4からの撤退を足並みをそろえて進め、供給を意図的に制限
AI
米Proユーザー向けに、ChatGPTがPlaid経由で12,000以上の金融機関と口座連携できる。直前に「チャットを広告主に流していた」と訴えられたばかりの会社の発表だ。 12,000機関との口座連携、米Proユーザーから OpenAIは米国時間5月15日、ChatGPTに個人金融体験のプレビューを投入した。対象は米国のChatGPT Proユーザーで、WebとiOSから利用できる。月額100ドルの最下層Proが入口で、月額20ドルのPlusや無料層は段階的にあとから降りてくる予定だ。 接続の仲介はPlaidが担う。米国のフィンテックでは支配的なインフラで、共同創業者のザック・ペレット(Zach Perret)がCEOを務める。OpenAIによれば、ChatGPTから接続できる金融機関は12,000機関を超える。Schwab、Fidelity、Chase、Robinhood、American Express、Capital Oneといった大手が並ぶ。 口座をつなぐと、ChatGPT上に支出・サブスクリプション・予定された支払い・ポートフォリオ実績を一覧できるダッシュボードが
スマホを充電器に挿して眠っている間も、Androidはセルラーデータをすり減らしていた。Googleが約1億人の米国Androidユーザーへ1億3500万ドルの和解金を支払う。 訴訟の中身は「データ枠の窃取」 Googleが連邦訴訟の和解で1億3500万ドル(約212億円)の支払いに同意している。対象は米国でAndroid端末をセルラーデータプランでインターネット接続したユーザー、約1億人。期間は2017年11月12日から最終承認日までだ。 訴訟の名前は「Taylor v. Google LLC」、カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所で係属している。原告側の主張はこうだ。Androidの基本ソフトは、ユーザーが画面に触れていない時間、アプリを閉じた状態、果ては端末がベッドサイドで眠っている間にすら、Googleのサーバーへ情報を送り続けていた。 問題は「送っていた」ことではなく、「Wi-Fi接続を待たずに、ユーザーが買った セルラーデータ枠 を使って送っていた」点にある。GoogleはWi-Fiに限定する設計も技術的に可能だったのに、それを選ばなかった。 1億3500万
PC
「所有できるはずだった」と信じた1万9322人に、NZXTとFragileが345万ドルの予備和解で応じた。債務免除と所有権移転が約束される一方、問題のレンタル事業は今も動き続けている。
AI
「プライバシーを最優先に」と謳うAI検索エンジンが、裏側ではユーザーの会話をMetaとGoogleに流していた──。もしこの訴えが事実なら、AI業界の信頼構造そのものが揺らぐ。
AI
政府が撤回した情報を、GoogleのAIモードが世界中に再拡散している。被害者約100人の名前、連絡先、住所が、検索バーひとつで誰でもアクセスできる状態だ。
PlayStation
ゲームのデジタル購入は、もはや当たり前になった。だが「当たり前」の裏で、誰かが不当に利益を得ていたとしたら。英国で始まった巨額訴訟が、その構造に切り込もうとしている。