マーク・ザッカーバーグ

Meta、Anthropicに計算能力を売る交渉 最大100億ドル規模

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Meta、Anthropicに計算能力を売る交渉 最大100億ドル規模

AnthropicがMetaにデータセンターの計算能力を借り受ける交渉を持ちかけている。2年間で最大100億ドル規模とされ、実現すればMeta Computeの最初の大型案件になる。 買い手が売り手に回る ニューヨーク・タイムズが7月17日、関係者3人の話として報じた。Anthropicが6月にMetaへ提案し、Metaが検討に入った段階だという。 月額の分割払いで途中解約の条項も含むが、交渉は初期段階であり、合意に至らない可能性もある。 Anthropic、Metaともにコメントを出していない。 金額の規模感を掴むには、AnthropicがSpaceXと5月に結んだ契約が参考になる。SpaceXのIPO申請書類で明らかになった同契約は、コロッサス1・2のデータセンターを使い、月額12億5000万ドル、3年間で最大450億ドルに達する。今回のMeta向け提案はその約3分の1にあたる。 Metaの計算資源が売り物になる理由 Metaは2026年の設備投資を1250億〜1450億ドルと見込み、その大半をAIインフラに振り向ける。昨年の722億ドルから約2倍の引き上げだ。マ

Meta、ルイジアナ州のデータセンターに500億ドル超を投資へ

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Meta、ルイジアナ州のデータセンターに500億ドル超を投資へ

Metaがルイジアナ州リッチランド郡で建設中のデータセンター「Hyperion(ハイペリオン)」に追加で400億ドルを投じ、投資額を500億ドル(約8兆1000億円)超に引き上げる。18カ月前は100億ドルだった予算が、5倍に膨れた。 18カ月で5倍に膨らんだ予算 Metaは現地時間7月13日、ルイジアナ州リッチランド郡のHyperionデータセンターの計算能力を5GWに拡張し、投資額を500億ドル超に引き上げると発表した。 2024年12月の着工時、予算は100億ドルで計算能力は2GW超を計画していた。2025年7月にマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)氏がFacebookの投稿で「数年かけて5GWに拡張する」と表明。同年10月にはBlue Owl Capital(ブルー・アウル・キャピタル)とのジョイントベンチャーが発表され、建設費は270億ドルに跳ね上がった。そして今回、500億ドル超。 Hyperion投資額の推移 2024年12月着工、予算100億ドル計算能力2GW超を計画2025年7月5GW拡張を表明ザッカーバーグ氏がFaceboo

Metaがクラウド事業参入を計画。ネオクラウド各社の株価が急落

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Metaがクラウド事業参入を計画。ネオクラウド各社の株価が急落

2026年に最大1450億ドル(約23兆6000億円)の設備投資を予定するMetaが、その巨大インフラを外部に売り始める。関係者の話として報じられたこの計画は、AI計算資源の消費者だったMetaが売る側に回る節目であり、同社の設備投資に対する疑問に一つの回答を示した。ネオクラウド各社の株価は即座に急落した。 「Meta Compute」の二つの柱 Metaがクラウドインフラ事業を社内で準備している事実は、関係者の話として7月1日に報じられた。社内ではMeta Computeと呼ばれているという。 検討されている事業モデルは二つある。一つは、自社データセンター上でホストするAIモデルへのアクセスを販売する形態で、AWSのBedrock(AIモデルのホスティングサービス)に近い。Metaが自社で開発したMuse Sparkを含む各モデルを稼働させ、開発者がAPI経由で利用する仕組みになる。もう一つは、生のコンピューティングキャパシティそのものを外部に販売する形態で、こちらはネオクラウド企業が提供しているサービスと直接競合する。 マーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerber

Metaのエンジニアリング組織再編 開発体制への影響を分析

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Metaのエンジニアリング組織再編 開発体制への影響を分析

20年かけて築いたエンジニアリング文化を、AI開発への焦りがわずか数週間で壊しつつある。代償はもう目に見える形で出始めた。 AIチャットボットが「鍵」を渡した 現地時間5月30日の週末、Instagramで異変が起きた。オバマ政権時代のホワイトハウス公式アカウント、米宇宙軍の最上級下士官のアカウント、Sephoraの公式アカウントなど、著名なプロフィールが次々と乗っ取られた。 手口は驚くほど単純だった。 攻撃者はVPNでターゲットの所在地付近に偽装し、MetaのAIサポートチャットボットに「アカウントが乗っ取られた。メールアドレスを変更してほしい」と頼んだ。それだけだった。チャットボットはそのメールアドレスがアカウント所有者のものかどうかを確認せず、攻撃者が指定した新しいアドレスに認証コードを送信した。パスワードリセットが完了し、アカウントは攻撃者の手に渡った。 フィッシングリンクも、マルウェアも、被害者のメールへのアクセスも不要。セキュリティ研究者のジェーン・ウォン(Jane Wong)氏も自身のアカウントを乗っ取られ、「知らないうちにパスワードが変更されていた」と報告し

トランプ氏、テック企業トップからのメッセージを公開 会合で言及

テクノロジー

トランプ氏、テック企業トップからのメッセージを公開 会合で言及

マーク・ザッカーバーグ氏とジェフ・ベゾス氏は、2024年の大統領選でトランプ氏が勝利した後、こぞって歩み寄りを見せた。ファクトチェックの廃止、就任式への100万ドル寄付、大統領候補推薦の取りやめ。それらを受け取った当の本人が、裏でどうしていたか。来週出版される内幕本が記録している。笑っていた。 「テック企業の連中からのメッセージは信じられない」 ニューヨーク・タイムズの記者マギー・ハーバーマン(Maggie Haberman)氏とジョナサン・スワン(Jonathan Swan)氏による新刊「Regime Change: Inside the Imperial Presidency of Donald Trump」が、6月23日にサイモン&シュスターから出版される。約1000件のインタビューに基づく第2期トランプ政権の内幕本だ。 同書によると、トランプ大統領はザッカーバーグ氏やベゾス氏から受け取った媚びへつらうメッセージを周囲に見せ回り、嘲笑していた。トランプ大統領はハーバーマン氏に、テクノロジー企業のトップたちから届いたメッセージは「信じられないものだった」と語っている。 イ

Metaの「優秀な人材」が単純作業に回される。AI部門6500人の反乱

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Metaの「優秀な人材」が単純作業に回される。AI部門6500人の反乱

「優秀だから選ばれた」。そう告げられてApplied AIチームに異動させられたエンジニアたちが、いま声を上げている。 配属か退職か Metaの社内が荒れている。新設されたApplied AI Engineering(応用AIエンジニアリング)部門で不満が噴出し、今週の社内ライブ配信中に従業員がマイクを乗っ取って上級幹部を罵倒する一幕があったと報じられた。プレゼンターの一人は両手で顔を覆ったという。 この部門は3月に設立され、約6500人のエンジニアとプロダクトマネージャーが所属する。率いるのはReality Labs部門の元副社長、マヘル・サバ(Maher Saba)氏。CTOのアンドリュー・ボズワース(Andrew Bosworth)氏の直轄組織だ。 問題の核心は、配属の経緯にある。従業員に与えられた選択肢は2つだけ。「参加するか、辞めるか」。社内では自分たちを「徴兵組」と呼ぶ声が広がっている。 担当する業務は、AIモデルの訓練用にコーディング問題やパズルを生成すること。以前はソフトウェア開発の最前線にいたエンジニアたちにとって、それは創造性も技術的挑戦もない単純作業だ

Metaが「テント」でAIサーバーを動かし始めた理由

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Metaが「テント」でAIサーバーを動かし始めた理由

データセンターの常識が壊れている。Metaがオハイオ州の敷地に建てたのは、鉄筋コンクリートの建物ではない。航空宇宙グレードのアルミフレームに防水布を張った巨大テントだ。中には1棟あたり数千億円規模のAIアクセラレータが詰め込まれ、隣に据えたガスタービンが電力を送り込む。正式名称は「rapid deployment structures(迅速展開構造物)」。建設期間は約3か月。通常のデータセンターが2〜3年かかることを考えれば、桁違いの速さだ。 テントの中身は数千億円の計算資源 エネルギー調査企業Cleanviewの創業者マイケル・トーマス(Michael Thomas)氏が6月4日に衛星画像と自治体の建設許可を公開し、Metaの戦略が明らかになった。 舞台はオハイオ州ニューアルバニーにあるMetaのデータセンター拠点「Prometheus(プロメテウス)」だ。ここには2〜3年をかけて建設された5棟の本棟がすでに稼働している。Metaはその隣に、1棟あたり約1万1600平方メートルのテントを5棟、2026年4月から6月にかけて建設した。衛星画像では、すでに全棟が完成している。

ザッカーバーグ氏「今年はもうない」と発言 対象範囲と例外条件を確認

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ザッカーバーグ氏「今年はもうない」と発言 対象範囲と例外条件を確認

全社員の10%にあたる約8,000人を削減した当日、マーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)が社内メモで言い切った。「今年は全社規模のリストラは予定していない」。 その言葉を読んだ従業員たちは、メモの「company-wide(全社規模)」と「expect(予定)」という単語を引用してコメントを書き込んだ。「物事は 『予期せず』 進むこともある」。 何が起きているか 5月20日、Metaは全世界で従業員の 約10% にあたる約8,000人の削減を実施した。同時に、約7,000人がAI関連の新部門へ異動する。削減と異動を合わせると、今週だけで全社員の 約20% が影響を受ける計算だ。 新設されたAI部門の名称は、Applied AI Engineering(応用AIエンジニアリング)、Agent Transformation Accelerator(エージェント変革加速)、Central Analytics(中央分析)といった具合で、コーディング・調査・データ分析など、

Reality Labs損失40億ドル、累積800億ドル超え

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Reality Labs損失40億ドル、累積800億ドル超え

Metaのメタバース部門Reality Labsが2026年第1四半期にも40億ドル超の営業損失を出した。累積赤字は800億ドルを突破。AIへ大きく舵を切るザッカーバーグの戦略のなか、メタバースという旗印は次第に色褪せつつある。 売上4億ドル、損失40億ドルという構造 Metaが日本時間4月30日朝に公表した2026年第1四半期決算で、仮想現実・拡張現実機器を扱うReality Labs部門の数字が改めて市場の注目を集めている。売上高は4億200万ドル(約643億円)、営業損失は 40億3000万ドル (約6448億円)。売上のおよそ10倍の赤字を出し続けている事業だ。 ウォール街は損失48億2000万ドル、売上4億8880万ドルを予想していた。損失幅は予想より小さく、前年同期の42億1000万ドルからもわずかに改善している。だが「予想より傷が浅い」というだけで、構造的な赤字の性質は変わらない。 四半期ごとの推移を見ると、この事業の輪郭がはっきり浮かぶ。2020年第4四半期に独立セグメントとして報告が始まって以降、Reality Labsは21四半期連続の赤字を記録している。