ティム・クック

Apple製品一斉値上げ。日本は円安で二重の負担

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Apple製品一斉値上げ。日本は円安で二重の負担

Appleが6月25日、Mac・iPad・HomePod・Apple TV・Vision Proの販売価格を世界同時に引き上げた。iPhone・Apple Watch・AirPodsは据え置き。日本ではドル建ての製品値上げに加え、円安による為替調整が重なり、米国を上回る値上げ幅になっている。 何がいくら上がったか Macは全ラインナップが対象になった。 MacBook Neoは9万9800円から11万9800円へ2万円の値上げ。今年3月の発売時、10万円を切る最新Macとして注目された製品が、わずか3カ月で2割高くなった。米国での値上げは100ドルだが、日本では円安調整分が上乗せされている。 MacBook Airは18万4800円から22万4800円へ4万円増。MacBook Proは33万9800円からで、約6万円上がった。最大の値上げ幅はMac Studioで、32万8800円から41万9800円へ9万1000円の引き上げになっている。 iMacは19万8800円から24万9800円へ5万1000円増。Mac miniは5月に256GBモデルを廃止して512GBモデル

Appleが値上げを宣言。退任直前のクックCEOが語った「限界」

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Appleが値上げを宣言。退任直前のクックCEOが語った「限界」

ティム・クック(Tim Cook)氏が、Apple製品の値上げを公式に認めた。退任まで残り2ヶ月半。iPhoneの価格帯を守り続けてきたCEOが、最後に残した言葉は「もう持たない」だった。 「避けられない」の重さ Appleのクック氏は現地時間6月17日、The Wall Street Journalの独占インタビューで製品の値上げを明言した。 「残念ながら、値上げは避けられない。我々に転嫁される巨額のコスト増を抑えようと最善を尽くし、お客様を守ろうとしてきたが、状況は持続不可能になった」 どの製品がいつ、いくら上がるのかは明かさなかった。だが市場はその先を読む。Appleの次の大型発売は9月のiPhone 18シリーズ。調査会社TechInsightsは、現在の利益率を維持するならiPhone 18 Proは約270ドル(約4万3000円)の値上げが必要になると試算している。1,299ドルのiPhone Proが現実になれば、10年以上据え置いてきたProの開始価格が動く。 Apple製品の値上げ実績と試算 製品旧価格新価格差額Mac mini9万4800円1

Siri AIが2年越しで正式発表、何が変わったか

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Siri AIが2年越しで正式発表、何が変わったか

2024年のWWDCで約束したApple Intelligenceとの統合が、遅延と訴訟を経て形になった。AppleはWWDC 2026の基調講演で、設計を一新したアシスタント「Siri AI」を正式に発表した。 訴訟が終わらないうちに、約束した機能を発表した 今回の発表でAppleが珍しく向き合ったのは、「期待に応えられなかった」という事実だ。宣伝した機能が実際には存在しなかったとして、2025年3月に消費者から集団訴訟を起こされ、今年5月には約390億円の和解金を支払う案を裁判所に提出した。WWDC 2026は、その和解の手続きが終わらないうちに迎えることになった。 Siri AIが生まれるまで 2024年 6月Apple Intelligence発表(WWDC 2024)iPhone 16向けにApple Intelligenceとの 統合を予告。Siriの高度な個人文脈理解を宣伝2025年 3月消費者による集団訴訟提起AI機能の誇大広告を理由に iPhone 16購入者が集団提訴2025年 12月AI責任者の退任発表ジョン・ジアナン

AppleがAIの失敗を認めた極秘会議の全貌

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AppleがAIの失敗を認めた極秘会議の全貌

WWDC 2026を翌日に控えた6月7日、Bloombergのマーク・ガーマン(Mark Gurman)氏がApple社内の内幕を報じた。ここ数年の混乱が、一本の線で結ばれる。2025年初頭、Appleの上級幹部がほぼ全員集まる会議が開かれていた。自社のAI戦略が危機的状況にあると認めるための場だった。 「このままでは負ける」 会議を招集したのは、当時COOだったジェフ・ウィリアムズ(Jeff Williams)氏。クレイグ・フェデリギ(Craig Federighi)氏のソフトウェアエンジニアリング部門近くの会議室に、上級副社長、CFO、クック氏の直属の部下たちが集まった。ティム・クック(Tim Cook)氏本人はこの場にいなかった。 議題は明確だった。Apple Intelligenceへの市場の反応は芳しくなく、Siriの抜本的刷新は延期寸前、競合は加速している。このまま何もしなければ取り返しがつかなくなる。幹部たちはその危機感を共有したという。 ここで声を上げたのが、マイク・ロックウェル(Mike Rockwell)氏だ。Vision Proの開発を率いた人物であり、

Appleがテキサス州の年齢確認義務に従い、本日からApp Storeの運用を変更

テクノロジー

Appleがテキサス州の年齢確認義務に従い、本日からApp Storeの運用を変更

テキサス州で成立した「App Storeアカウンタビリティ法」(SB 2420)が6月4日に施行された。Appleは同日付でApp Storeの年齢確認・保護者同意の仕組みをテキサス州向けに有効化し、開発者向けに対応を求めている。プライバシーへの懸念を公言してきたAppleにとって、裁判所の判断が分かれる中での適用開始となる。 半年越しの施行 SB 2420は2025年5月にテキサス州のアボット(Greg Abbott)知事が署名した州法だ。アプリストアの運営者に対し、ユーザーの年齢を確認し、18歳未満のアカウントについては保護者の同意なしにアプリのダウンロードやアプリ内課金を認めないよう義務づけている。 当初は2026年1月1日に施行予定だった。しかし2025年12月、テキサス州西部地区連邦地裁のピットマン(Robert Pitman)判事が仮差止命令を出し、施行は凍結された。判事はこの法律を、書店の入口ですべての客に年齢を確かめ、未成年なら親の同意がなければ入店させず本も買わせない法律にたとえた。そのうえで修正第1条に違反する可能性が高いと判断している。 その凍結を覆した

Siri全面刷新、クック氏最後のWWDCで披露へ

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Siri全面刷新、クック氏最後のWWDCで披露へ

Appleの年次開発者会議WWDC26が6月8日に開幕する。今年の焦点は明確だ。2年越しで遅れたSiriの全面刷新と、9月にCEOを退くティム・クック(Tim Cook)氏にとって最後の基調講演。先月にはSiriの遅延をめぐる集団訴訟で2億5000万ドルの和解にも応じた。約束、訴訟、和解、そして発表。この順番が物語るものは小さくない。 Siri、15年目の作り直し 今年のWWDCで最大の発表になるとみられるのが、iOS 27に搭載される新しいSiriだ。 従来の音声アシスタントから、ChatGPTやGeminiと同じ土俵に立つチャットボット型AIへ。専用のSiriアプリが新設され、iMessage風の吹き出しUIで会話のやり取りが表示される。会話履歴はiCloud経由で複数デバイス間で同期され、ファイルのアップロードや過去の会話の検索にも対応するという。 この転換を支えるのが、2026年1月12日にAppleとGoogleが発表した複数年契約だ。Appleが年間約10億ドル(約1600億円)を支払い、Geminiの1.2兆パラメータカスタムモデルをApple Intellig

トランプ訪中団にフアン氏不在、AIだけ別卓

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トランプ訪中団にフアン氏不在、AIだけ別卓

イーロン・マスクもティム・クックも、ボーイングのトップも乗る。AI半導体の頂点に立つはずのジェンスン・フアンだけが、なぜか乗らない飛行機がある。 17人の同行者リストに、ただ一人の不在 トランプ米大統領が今週、約9年ぶりに中国を訪れる。北京に到着するのは5月13日夜、習近平国家主席との会談は14日と15日の2日連続だ。同行する米企業首脳は17人。テスラのイーロン・マスク(Elon Musk)、アップルのティム・クック(Tim Cook)、ボーイングのケリー・オルトバーグ(Kelly Ortberg)が並び、ゴールドマン・サックス、シティグループ、ブラックロック、ブラックストーン、メタ、クアルコム、マイクロン、マスターカード、ビザ、GEエアロスペース、カーギル、コヒレント、イルミナといった顔ぶれが続く。 そこに、NVIDIAのジェンスン・フアン(Jensen Huang)の名前はない。 トランプ訪中団の業種別構成と不在のAI半導体 業種 同行

Mac miniの256GBが消えた、起点価格は799ドルへ

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Mac miniの256GBが消えた、起点価格は799ドルへ

Mac miniの最も安い構成が、Appleの製品ページから姿を消した。256GBストレージの選択肢ごと削除され、起点価格は599ドルから799ドルへ。日本では94,800円から124,800円へと、3万円の上乗せが現実になっている。 256GBという選択肢ごと、構成画面から消えた Appleが今週、Mac miniの256GBストレージモデルを世界的に販売終了した。先週から注文不可の状態だったが、今回はApple Storeの構成ページから256GBの選択肢そのものが取り除かれた。在庫切れではなく、選べないのだ。 これにより、米国でのMac miniの起点価格は599ドルから799ドルへと200ドル上昇する。M4チップ・16GBメモリ構成でストレージは256GBから512GBに倍増した形だ。それでも、安価な入口が完全に消えた事実は変わらない。 価格据え置きでの構成変更とは言えるものの、ユーザー視点では話が違う。これまで存在した「599ドルのMac」という選択肢そのものが消えた。 日本市場での影響はさらに直接的だ。Apple公式ストアの価格は、これまで94,800円(税込)

Apple、3月期売上1111億ドルで過去最高、iPhone 17が押し上げる

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Apple、3月期売上1111億ドルで過去最高、iPhone 17が押し上げる

Appleが2026会計年度第2四半期決算を発表した。売上1111億ドル、純利益295億ドル、EPS2.01ドル。すべてが3月期として過去最高。iPhone 17の需要が想定を超えた。 過去最高の3月期決算という事実 Appleが日本時間5月1日朝、2026会計年度第2四半期(2026年3月28日締め)の決算を発表した。売上1111億8000万ドル(前年同期比17%増)、純利益295億7800万ドル、希薄化後EPSは2.01ドル(前年比22%増)。会社全体の売上、iPhone売上、EPSの3つで3月期記録を更新し、サービス部門売上は四半期として過去最高を更新した。 事前のウォール街予想はEPS1.95ドル、売上1096億6000万ドル。すべての主要セグメントで予想を上回った。決算後、 AAPL株は時間外取引で一時5%上昇 している。 「Appleにとって最高の3月期決算をご報告できることを誇りに思う」(ティム・クック) クックCEOは声明でこう述べた。同氏が9月1日にエグゼクティブ・チェアマン(取締役会長)へ退き、ハードウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントのジ