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OpenAI、インフラ支出を7500億ドルに再拡大

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OpenAI、インフラ支出を7500億ドルに再拡大

2030年までのインフラ支出目標を6000億ドルから7500億ドルへ引き上げたOpenAIが、ジョージア州に初の自前データセンターを建設する。 6000億ドルでは足りなかった OpenAIが2030年までに投じる計算インフラの総額が、約7500億ドル(約122兆円)に膨らんだ。年初に投資家へ示していた約6000億ドルから25%の上積みだ。 数字の振れ幅が大きい。2025年末にサム・アルトマン(Sam Altman)CEOが掲げたのは1兆4000億ドルだった。2026年2月には投資家向けの説明で約6000億ドルへ半減し、今回7500億ドルへ引き上げられた。 クラウドプロバイダーとの契約が膨らんでいる。OpenAIはOracleと5年で約3000億ドル、AWSとは当初380億ドル(7年)の契約を結び、2026年2月に1000億ドルを追加して合計1380億ドル(8年)に拡張した。新規契約が積み上がるたびに、総額の見積もりが書き換わる。 だがこの7500億ドルという数字は、OpenAIが自社の金庫から出す額ではない。パートナー企業がデータセンターを建設・運営し、OpenAIがその計

xAI、Grokで児童性的虐待画像を生成したユーザーを提訴

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xAI、Grokで児童性的虐待画像を生成したユーザーを提訴

xAIが訴える側に回った。Grokのディープフェイク問題で追及されてきた同社が、自社ツールを悪用したとするユーザーをテキサス連邦裁判所に訴えている。 訴状の中身 xAIは7月14日(現地時間)、テキサス州北部地区連邦裁判所にサウスカロライナ州の男性テリー・ウェイン・ハーウッド(Terry Wayne Harwood)氏を相手取る訴状を提出した。AI企業が自社ユーザーを児童性的虐待素材(CSAM)の生成を理由に提訴した、初めての事例の一つとなる。 訴状によると、ハーウッド氏は偽名で複数のxAIアカウントを開設し、成人や未成年を写した普通の写真をGrokにアップロードして性的なディープフェイクに加工しようとした。Grokがコンテンツモデレーションに基づいて要求を拒否すると、ハーウッド氏は指示の表現を変えて繰り返しセーフガードの回避を試みたという。 xAIは損害賠償(金額は未定)と、ハーウッド氏のプラットフォーム永久利用禁止を裁判所に求めている。 すでに逮捕されていた男 ハーウッド氏は67歳。今年2月26日、サウスカロライナ州ローレンス郡で逮捕されている。容疑は未成年の性的搾

Grok Buildがオープンソース化、リポジトリ無断アップロード問題を受けた信頼回復策

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Grok Buildがオープンソース化、リポジトリ無断アップロード問題を受けた信頼回復策

xAIのコーディングエージェントGrok BuildがApache 2.0ライセンスでオープンソース化された。ユーザーのリポジトリを無断でGoogle Cloudにアップロードしていた問題を受けた対応で、84万行超のRustコードベースが公開されている。 リポジトリの無断アップロードからオープンソース化へ xAIは7月15日、ターミナル型AIコーディングエージェントGrok BuildのソースコードをGitHub上でApache 2.0ライセンスのもと公開した。 公開の背景には、直前に発覚したデータアップロード問題がある。セキュリティ研究者のcereblab氏が7月12日、Grok Build CLI(バージョン0.2.93)の通信をmitmproxy(通信傍受ツール)で解析した結果をGitHub Gistで公開した。 解析で判明したのは、Grok Buildがコーディング作業に必要なファイルだけでなく、Gitリポジトリ全体をGit bundle(リポジトリのスナップショット)としてGoogle Cloud Storageのバケットにアップロードしていた事実だ。約12GBのテ

xAI、無許可ガスタービン59基を設置 公表の倍以上と判明

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xAI、無許可ガスタービン59基を設置 公表の倍以上と判明

メンフィス近郊で稼働するxAIのデータセンター用発電施設の規模が、これまでの公表値を大幅に上回っていた。許可なく設置されたタービンから出る汚染物質が、周辺の黒人コミュニティの健康を脅かしている。 「27基」ではなかった xAI(現SpaceXAI)がテネシー州メンフィスのデータセンター「Colossus 2」用に設置した無許可の天然ガスタービンが59基に達していたことが、Reutersの調査報道で判明した。xAIは今年1月時点で「27基を無許可で稼働中」と認めていたが、実数はその倍以上だった。 根拠は、Reutersが情報公開請求で入手したメール記録だ。xAI側コンサルタントとミシシッピ州環境品質局(MDEQ)のやり取りが残されている。うち57基以上がミシシッピ州サウスヘブンに設置されており、データセンター本体があるテネシー州との州境をまたぐ形で運用されている。残る2基は別の場所にあり、Reutersは所在を特定できなかったとしている。 Colossus 2はAIチャットボット「Grok」の訓練と推論を担う施設だ。送電網への接続には数年かかりうるため、xAIは自前のガスタービ

Microsoftのデータセンター、住民が騒音で集団訴訟。「眠れない」

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Microsoftのデータセンター、住民が騒音で集団訴訟。「眠れない」

4月に発覚した低周波音の問題をMicrosoftは「解決済み」としていた。住民はそう思っていない。 稼働開始から1週間で提訴 ウィスコンシン州マウントプレザントに完成したMicrosoftのデータセンター「フェアウォーター」が稼働を開始したのは6月下旬のことだった。それから1週間後の7月2日、近隣の住民3人がMicrosoftを相手取り、連邦地裁に集団訴訟を起こした。 原告は3人。ガレット・オスターガード(Garret Ostergaard)氏と、デイヴィッド・ウェイド(David Wade)氏、ジョイ・ウェイド(Joy Wade)氏の夫妻で、いずれも隣接するスタートバント(Sturtevant)の住民だ。全員がデータセンターから約2.4km以内に住んでいる。訴状は、ディーゼル発電機と空調設備(チラー、冷却塔、空調機、コンデンサーファン)が発する騒音を「過度で持続的」と主張し、私的ニューサンス(生活妨害)と過失を訴因として挙げた。 オスターガード氏は、騒音による不眠で勤務シフトを夜勤から日勤に変更せざるをえなくなった。ウェイド夫妻は、自宅の庭やデッキで過ごす時間を奪われたと訴

SpaceXがAIデバイスの試作機を投資家に披露。マスク氏は即座に否定

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SpaceXがAIデバイスの試作機を投資家に披露。マスク氏は即座に否定

ロケットとAIの企業が、iPhoneより薄い端末のプロトタイプを上場前の投資家向けプレゼンで見せていた。独自OSを搭載し、xAIの技術とクアルコムのSnapdragonチップを組み合わせた端末だという。報じたのはウォール・ストリート・ジャーナルで、事情に通じた複数の関係者の話として伝えた。イーロン・マスク(Elon Musk)氏は報道の直後、自身のSNSで「完全に虚偽だ」と全面否定した。 報じられた中身と、否定の温度 プロトタイプの詳細は限られている。iPhoneより薄く、携帯電話に近い形状で、SpaceXが今年2月に吸収したxAIの技術を統合する設計だという。OSは独自開発で、AndroidでもiOSでもない。プロセッサにクアルコムのSnapdragonが採用されているとも報じられており、この報道を受けてクアルコム株が一時上昇した。 開発はまだ初期段階で、設計が変わる可能性がある、あるいは製品化されない可能性もあると、SpaceX側は投資家に伝えたとされる。 マスク氏の否定は、これが初めてではない。2026年2月にもロイターがSpaceXの携帯端末開発を報じたとき、同氏は「

Metaがクラウド事業参入を計画。ネオクラウド各社の株価が急落

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Metaがクラウド事業参入を計画。ネオクラウド各社の株価が急落

2026年に最大1450億ドル(約23兆6000億円)の設備投資を予定するMetaが、その巨大インフラを外部に売り始める。関係者の話として報じられたこの計画は、AI計算資源の消費者だったMetaが売る側に回る節目であり、同社の設備投資に対する疑問に一つの回答を示した。ネオクラウド各社の株価は即座に急落した。 「Meta Compute」の二つの柱 Metaがクラウドインフラ事業を社内で準備している事実は、関係者の話として7月1日に報じられた。社内ではMeta Computeと呼ばれているという。 検討されている事業モデルは二つある。一つは、自社データセンター上でホストするAIモデルへのアクセスを販売する形態で、AWSのBedrock(AIモデルのホスティングサービス)に近い。Metaが自社で開発したMuse Sparkを含む各モデルを稼働させ、開発者がAPI経由で利用する仕組みになる。もう一つは、生のコンピューティングキャパシティそのものを外部に販売する形態で、こちらはネオクラウド企業が提供しているサービスと直接競合する。 マーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerber