セキュリティ
SSDの振動から閲覧サイトを推定する手法 研究者が実証
悪意あるサイトを開いただけで、裏で何を見ているか筒抜けになる。そんな攻撃手法がブラウザの標準機能だけで実現可能であることが、セキュリティ研究者の手で実証された。 ブラウザの中から、SSDを"盗聴"する オーストリアのグラーツ工科大学の研究チームが、サイドチャネル攻撃「FROST」(Fingerprinting Remotely using OPFS-based SSD Timing)を発表した。ブラウザ上のJavaScriptだけでSSDのアクセス遅延を計測し、ユーザーの行動を推定する手法だ。筆頭著者はハンネス・ヴァイスシュタイナー(Hannes Weissteiner)氏。共著者にはMeltdownとSpectreの発見で知られるダニエル・グルース(Daniel Gruss)氏が名を連ねている。 従来のSSDサイドチャネル攻撃は、Linuxのio_uringのような特権的なカーネルインターフェースを必要としていた。攻撃者が標的のマシン上でネイティブコードを実行できることが前提だった。FROSTはその前提をひっくり返す。ブラウザのサンドボックス内で動くJavaScriptだけで