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AIゼロデイ初確認、Googleが鳴らした警鐘

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AIゼロデイ初確認、Googleが鳴らした警鐘

ハッカーがAIで未知の脆弱性を発見し、悪用しようとした最初の事例をGoogleが公開した。「これは氷山の一角に過ぎない」。主任アナリストの言葉が重い。 「理論上の脅威」が現実になった日 セキュリティ研究者が何年も警告し続けてきた事態が、ついに観測された。 Googleが5月11日に公開したGoogle Threat Intelligence Group(GTIG)のレポートによれば、犯罪ハッカー集団がAIを使って未知のゼロデイ脆弱性を発見し、悪用するための武器化に成功した。Googleが「AI起因のゼロデイ悪用」を確認したのは、これが初めてだ。 「これは氷山の一角に過ぎない。問題はもっと大きいはずだ。今回はようやく、目に見える形で初めての証拠を掴んだに過ぎない」(ジョン・ハルクイスト氏/GTIG主任アナリスト) 標的になったのは、広く使われているオープンソースのWebベース管理ツールだった。攻撃が成功すれば、2要素認証(2FA)を迂回して管理権限を奪える。Googleは大規模悪用が始まる前に検知し、影響を受けるベンダーと連携してパッチを当てさせた。被害は表面化していない。

reCAPTCHAが脱Google端末を締め出し

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reCAPTCHAが脱Google端末を締め出し

reCAPTCHAの新仕様はGoogle Play開発者サービス25.41.30以上を要求する。GrapheneOSなど脱Google端末は、人間であることすら証明できなくなる。 「ロボットではありません」を超えた要求 GoogleのreCAPTCHAが、Androidユーザーに対してGoogle Play開発者サービス(Google Play Services)のバージョン25.41.30以上を要求し始めている。古い画像パズルの代わりに登場するのはQRコード。それをスキャンするには、Google Play開発者サービスがバックグラウンドで動き、Googleのサーバーと通信していることが前提になる。 GrapheneOSや、その他Googleを取り除いたカスタムROMを使っている人は、この時点で詰む。検証は自動的に失敗する。 reCAPTCHAは世界中の何百万というウェブサイトの入口に立っている。その入口を通るために、自分のスマートフォンで何が動いているかをGoogleに見せろと言われる構造ができあがった。「人間であること」の証明が、Googleの監視への同意と同義になった。

AIラボとウォール街、インドITを迂回する直販ルート

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AIラボとウォール街、インドITを迂回する直販ルート

Anthropic、OpenAI、Googleが相次いでプライベートエクイティ大手と手を組み、企業AI導入の「実装」そのものを取りに来ている。3150億ドル規模に達したインドの技術産業が、その射線の上に立っている。 同じ日に起きた二つの発表 2026年5月4日、わずか数時間の間隔で、AI業界の地図が書き換わった。 午前にBloombergがOpenAIの新事業「The Development Company」の準備を報じた。同じ日のうちにAnthropicが、ブラックストーン、ヘルマン&フリードマン、ゴールドマン・サックスとの共同出資で、企業向けAIサービス会社の設立を発表した。両社とも狙いは明確で、Claudeなり ChatGPT なりを中堅企業の業務の中核に直接組み込むことを目的にしている。 筆者がこの2件を見て最初に引っかかったのは、規模よりも「同日」というタイミングのほうだった。これは偶然ではあり得ない。AI業界の二大プレイヤーが、ウォール街のマネーマシンに対して同じ日に旗を立てた意味は、想像以上に重い。 オルタナティブ投資業界を、AI実装の販売チャネルとして仕立て

Chrome設定から消えた「データを送らない」の一文

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Chrome設定から消えた「データを送らない」の一文

ChromeのオンデバイスAI設定にあった「Googleサーバーにデータを送ることなく」という保証文が静かに消えた。4GBモデル無断ダウンロード騒動と重なる削除に、ユーザーは身構えている。Googleは「処理は端末上」と説明するが、ならばなぜ消したのか。 消えた一文が持っていた重み なぜこの一文の削除が問題視されているのか。Chromeのシステム設定にある「オンデバイスAI」のトグルは、以前こう説明されていた。 詐欺検出などの機能を動かすために、ChromeはGoogleサーバーにデータを送ることなく、お使いのデバイス上で直接動作するAIモデルを使用できます。これをオフにすると、これらの機能は動作しない場合があります。 問題の核心は強調した部分だ。「Googleサーバーにデータを送ることなく(without sending your data to Google servers)」。これがマーケティング用のキャッチコピーではなく、設定画面という公的な表示面に置かれたプライバシー上の表明であることが重要になる。 EUや英国をはじめとする多くの法域では、ベンダーが公開した処理内

米データセンター建設禁止が78件、1年で10倍に

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米データセンター建設禁止が78件、1年で10倍に

全米でデータセンターの建設禁止を打ち出す自治体が急増している。トラッカーが追う総数は1年前の8件から78件へ膨らみ、3月から4月のたった1か月で14件が追加された。背景には何が起きているのか。 1年で8件から78件、加速する自治体の拒絶 米国のデータセンター反対運動を追跡しているInterconnected Capital LLCの「U.S. Data Center Moratorium Tracker」によれば、2026年5月時点で建設禁止や一時停止(モラトリアム)を実施している自治体は全米で78件に達している。 内訳を細かく見ると、現在進行中の禁止が50件、地方自治体が恒久的な禁止を制定したケースが4件、提案中が3件で、残りは新規制定の手続き中、検討段階、すでに失効した停止措置などが含まれる。 注目すべきは増加ペースだ。同トラッカーが2025年5月時点で記録していたモラトリアムはわずか8件だった。それがちょうど1年で78件に達した。3月から4月の1か月だけで14件が新規追加されている。 数字の伸びは、データセンター建設を巡る空気が地方政治の現場で完全に変わりつつあること

トランプ政権、AIモデルの事前審査を本気で検討し始めた

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トランプ政権、AIモデルの事前審査を本気で検討し始めた

「規制しない」と言ってきたトランプ政権が、AIモデルの公開前に政府が中身を点検する仕組みを本気で協議している。きっかけはアンソロピック(Anthropic)の「Claude Mythos」。シリコンバレーと政権の関係が、見えない場所で書き換わり始めている。 「規制しない大統領」が方針を曲げる瞬間 トランプ政権は、AIモデルが公開される前に政府がその中身を審査する仕組みを検討している。米政府高官と協議に詳しい関係者がNYTに語った内容は、これまでの規制最小路線と真正面からぶつかる。 検討されているのは、テック企業幹部と政府関係者で構成するAIワーキンググループを設置する大統領令だ。連邦政府による正式なAIモデル審査プロセスもこの枠組みで議論される見込みで、先週はホワイトハウスがAnthropic、Google、OpenAIの幹部にこの構想を説明した。 参考にされているのは英国のモデルだという。複数の政府機関がAIモデルの安全基準への適合を確認する英国型の仕組みは、開発スピードを大きく落とさず最低限の歯止めをかける現実解として、政権内で支持を広げている。 トランプ氏は2025年

YouTubeの無限ループでタブが7GB食う、原因はボタン列

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YouTubeの無限ループでタブが7GB食う、原因はボタン列

YouTubeを開くと、そのタブだけでメモリを7GB食い、CPUコアが張り付いて画面が固まる。世界中のユーザーが先週から同じ症状を訴えている。原因はYouTube側のたった数十行のJavaScriptで、ブラウザはほぼ無実だった。 7GB食うタブと、エンジニアが見つけた無限ループ YouTubeを再生していると突然タブが重くなり、CPUが100%に張り付き、最悪はブラウザ全体がフリーズする。先週末からr/firefoxを中心にこの報告が急増し、Tom's Hardwareによれば、個別のYouTubeタブだけで 7GB超のRAM を消費するケースまで観測されている。 最初は「Firefoxのアップデートが悪い」と疑われた。だが同じ症状はBraveやMicrosoft Edgeでも起きていて、 ブラウザ依存ではない ことがすぐに分かった。共通点はただ一つ、YouTubeを開いていることだった。 Mozillaのバグトラッカー(Bugzilla)に「YouTube gets in a loop where paints take longer and longer」(描画が次第に

xAI、55万GPUの稼働率は11% 業界平均から大きな乖離

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xAI、55万GPUの稼働率は11% 業界平均から大きな乖離

イーロン・マスクのxAIが持つ55万基のNVIDIA GPU。実際にAI学習で動いているのは約11%、6万基ほどにすぎない。同じAI業界でMetaは43%、Googleは46%を引き出している。この落差はどこから来るのか。 6万基だけが働き、49万基は遊んでいる The Informationの報道によると、xAIのGPU稼働率は約11%にとどまっている。xAIが保有するNVIDIAのGPUは合計でおよそ55万基。H100とH200を中心とした構成で、テネシー州メンフィスのコロッサス(Colossus)クラスターと隣接サイトに分散している。 数字を読み解くと、こうなる。55万基のうち実際にAI学習に投入されているのは約6万基。残りの49万基相当が眠ったまま、本来の計算能力を引き出されないままアイドル状態に近い。 GPU1基の調達コストは数万ドル規模だ。ハードウェアだけで数十億ドル、日本円にして数千億円規模の遊休資産ということになる。投資効率の観点ではかなり厳しい。 GPU稼働率(utilization):搭載されたGPUの計算リソースが、実際にAI学習などの有効な処理に使わ