ホワイトハウス

トランプ氏の会見で「空の引き出し」が登場 発言の文脈を整理

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トランプ氏の会見で「空の引き出し」が登場 発言の文脈を整理

トランプ大統領が現地時間7月16日に全米向けプライムタイム演説を行い、選挙関連の機密文書を公開した。中国が2億2000万件の有権者データを取得したと主張したが、投票結果が操作された証拠は示されなかった。 一週間かけて煽り、迎えた夜 トランプ大統領は7月13日、全米向けの演説で「本当に大きなニュース」を発表すると予告した。内容は明かさなかった。「選挙に関することだ」とだけ述べ、報道機関にプライムタイムの放送枠を要請した。 現地時間7月16日(木)午後9時、ホワイトハウスのイーストルームに大統領が立った。約25分間の演説で、2020年の選挙に関する機密文書の即時解除と公開を発表し、米国の選挙インフラが「壊滅的に不十分」だと訴えた。 演説には4つの柱があった。中国による有権者データの取得、投票機の脆弱性、ミシガン州での有権者登録不正の捜査、非市民の有権者登録。トランプ大統領はいずれも自らの持論を裏付ける「衝撃の暴露」として提示した。 だが演説の数時間前、ホワイトハウスの当局者が記者向けブリーフィングで認めていた事実がある。今回公開する文書には、投票が切り替えられた、あるいは投票機

Anthropicが技術者をD.C.に飛ばした。Fable 5復旧交渉の行方

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Anthropicが技術者をD.C.に飛ばした。Fable 5復旧交渉の行方

Fable 5とMythos 5の全面停止から3日。Anthropicの上級技術スタッフがワシントンD.C.に入り、ホワイトハウス関係者と直接会談に臨んでいると報じられた。対立は対話の局面に移りつつある。 金曜日から続く水面下の接触 6月14日、Anthropicに近い関係者の証言として報じられた。同社の上級技術スタッフがワシントンに飛び、ホワイトハウス関係者と対面での協議に入っている。金曜日(6月12日)にトランプ政権側が最初の接触を図って以降、技術スタッフはバーチャル会議を重ねてきたという。 双方が問題解決に意欲を示しているという。 ただし、その間にも認識のずれは表面化している。政権側は「Anthropicが真剣に取り組んでいない」と主張していた。Anthropicに近い関係者は「金曜日の段階からバーチャルで対話を続けてきた」としている。技術者がD.C.に赴いたこと自体が、この認識の溝を埋めるための動きだろう。 止まった3日間で動いたもの 停止の経緯と背景についてはこれまでの記事で詳しく報じた。ここでは、この3日間で浮上した新たな事実を確認する。 停止翌日の報道で

Anthropicとホワイトハウスの「雪解け」、その裏にある計算

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Anthropicとホワイトハウスの「雪解け」、その裏にある計算

IPO目前のAnthropicとトランプ政権の間で、数カ月にわたった対立が緩和に向かっている。ただし、国防総省との法廷闘争は今も続いている。 ブラックリストから協力者へ 2月末にトランプ大統領が連邦政府全体でのAnthropic排除を宣言し、ヘグセス(Pete Hegseth)国防長官が同社を「サプライチェーンリスク」に指定してからわずか3カ月。今、ホワイトハウスとAnthropicの関係は明らかに別の局面に入った。 6月5日、複数の関係者の話として、トランプ政権とAnthropicの間で数カ月続いていた対立が米国政府の一部で緩和の兆しを見せていると報じられた。背景にあるのは同社のIPO準備だ。Anthropicは6月1日にS-1の草案をSECへ非公開で提出しており、上場時の企業価値は1兆ドル(約160兆円)を超えるとの見方が広がっている。 だが「和解」という言葉は正確ではない。 対立の経緯 きっかけは単純だった。国防総省がAnthropicのAIモデルClaudeをあらゆる合法的用途に制限なく使いたいと要求し、Anthropic側が大規模な国内監視と完全自律型兵器への

トランプ政権、AIモデルの事前審査を本気で検討し始めた

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トランプ政権、AIモデルの事前審査を本気で検討し始めた

「規制しない」と言ってきたトランプ政権が、AIモデルの公開前に政府が中身を点検する仕組みを本気で協議している。きっかけはアンソロピック(Anthropic)の「Claude Mythos」。シリコンバレーと政権の関係が、見えない場所で書き換わり始めている。 「規制しない大統領」が方針を曲げる瞬間 トランプ政権は、AIモデルが公開される前に政府がその中身を審査する仕組みを検討している。米政府高官と協議に詳しい関係者がNYTに語った内容は、これまでの規制最小路線と真正面からぶつかる。 検討されているのは、テック企業幹部と政府関係者で構成するAIワーキンググループを設置する大統領令だ。連邦政府による正式なAIモデル審査プロセスもこの枠組みで議論される見込みで、先週はホワイトハウスがAnthropic、Google、OpenAIの幹部にこの構想を説明した。 参考にされているのは英国のモデルだという。複数の政府機関がAIモデルの安全基準への適合を確認する英国型の仕組みは、開発スピードを大きく落とさず最低限の歯止めをかける現実解として、政権内で支持を広げている。 トランプ氏は2025年