Intel
Intel、x86のAtomコアIPをスタートアップに提供。1980年代以来の異例
Intelが自社のAtomプロセッサ技術を、設立間もないスタートアップに開放した。x86コアの設計情報を外部に出すのは、1980年代のセカンドソース契約を除けば事実上初となる。
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Intelが自社のAtomプロセッサ技術を、設立間もないスタートアップに開放した。x86コアの設計情報を外部に出すのは、1980年代のセカンドソース契約を除けば事実上初となる。
半導体
サムスン電子のファウンドリ事業部で、社員の8割超が「2年以内に辞めたい」と回答した。賞与がメモリ部門の約3分の1という現実を、数字が裏付けている。 7組織中、突出した不満 サムスン電子最大の労組である超企業労働組合サムスン電子支部が、6月17日から30日にかけてデバイスソリューション(DS)部門の社員8,297人を対象に「2年以内の転職意向」を調査した。ファウンドリ事業部の回答者のうち、81.5%が転職意向を示した。 DS部門を構成する7つの組織の中で、この数字は飛び抜けている。全体の平均は49.5%。ファウンドリはこれを30ポイント以上も上回った。 調査の基準では、62%に達すれば「非常に高い」とされる。 非メモリ系の他事業部も高い。System LSIが75.4%、半導体R&Dセンターが60.6%。対照的に、メモリ事業部は32.7%にとどまった。 サムスン電子 半導体部門 事業部別の転職意向率 ※超企業労組が6月17〜30日に実施。DS部門の社員8297人が回答 同じDS部門で3倍の差 この格差を生んでいるのは、5月の労使合意で導入された特
半導体
ASMLのHigh NA EUV露光装置が、研究開発の段階を超えた。 1台約4億ドルの装置が量産ラインに入った ASMLは現地時間7月15日、Intel FoundryがIntel 18Aプロセスの一部レイヤーにHigh NA EUV(高開口数EUV)リソグラフィを適用し、Core Ultra Series 3(Panther Lake)プロセッサの量産出荷を開始したと発表した。 High NA EUVで製造したロジック半導体を量産出荷するのは、業界で初めてとなる。 High NA EUVは、従来のEUVスキャナー(NXEシリーズ)の開口数0.33を0.55に引き上げた次世代リソグラフィ技術で、1回の露光でより微細なパターンを描ける。解像度は約67%向上し、複雑なマルチパターニング工程を削減できる可能性がある。 代わりに、コストは跳ね上がる。装置1台の価格は3億8000万~4億ドルと従来型の約2倍で、1回の露光コストも約2.5倍とされる。 従来EUV(NXE)vs High NA EUV(EXE) 従来EUV
半導体
ラピダスの小池淳義CEOが、2027年に量産を開始する2nmウエハーの価格をTSMCと同等かそれ以下に設定すると明言した。後発が価格で先行者を切り崩す賭けに出る。 「値段で負けるわけにはいかない」 7月8日、長野県軽井沢町で開かれた日本生産性本部のセミナーで、ラピダスの小池淳義CEOが2nmプロセスの価格戦略を公にした。 ウエハー1枚あたり300万〜350万円。TSMCの2nmプロセス(N2)のウエハー価格は約3万ドル(約490万円)とされており、ラピダスの提示額は3〜4割安い。小池氏は「TSMCが価格を決めてしまう」と認めたうえで、「少なくとも同じか、それよりも少し下がるくらいのところで対応する」と述べた。 この水準は、Samsungが2nm(SF2)プロセスで設定した約2万ドル(約320万円)とほぼ同じだ。2nmウエハーの価格帯は、TSMCの約3万ドルが最も高く、Samsungとラピダスが約2万ドルの水準に並ぶ。 価格だけでは説明できない差 数字だけ見れば、ラピダスは安い。だが、ウエハーの価格はチップのコストの一部でしかない。 TSMCのN2はすでに量産が始まって
半導体
AppleとIntelのチップ製造提携を、大統領が自ら語った。5月の予備合意報道から約6週間。両社はまだ何も認めていないのに、ホワイトハウスが先に既成事実を作りにきた。 大統領が仕掛けたタイミング トランプ(Donald Trump)大統領は現地時間6月18日、Truth Socialへの投稿でAppleとIntelの提携を明言した。NVIDIA、イーロン・マスク(Elon Musk)氏のTeraFab、そしてApple。3つの名前を並べて「Made in USA」の成果として誇示し、Intelの時価総額が「6000億ドルを超えた」と誇り、米政府の保有株の評価額が「600億ドル超」に達したと強調した。 The Technology the World relies on was invented in America. We all remember “Intel Inside.” Stupid Presidents took our Economy
半導体
Intelの次世代プロセス14Aが、試作開始前の段階で歩留まりの重要な節目を超えた。投資銀行モルガン・スタンレーの最新リサーチによると、14Aの欠陥密度D0(ウエハー上の単位面積あたりの致命的欠陥数)は0.5まで下がっており、同時期の18Aと比べても改善ペースが速いという。ファウンドリ復活を掲げるIntelにとって、初めて数字に裏付けられた前進が見えてきた。 数字が語る14Aの現在地 この数字を具体的な製品に重ねてみる。Panther Lakeのコンピュートタイル(約8.0×14.3mm、面積約114mm²)と同サイズのダイを14Aで製造した場合、ポアソンモデルに基づく理論歩留まりは**約56.45%**になる。量産中の18Aには届かないが、開発初期の14Aで5割を超える歩留まりが見込めるのは小さな話ではない。 モルガン・スタンレーのレポートでは、テストチップの歩留まりが約40%と報告されている。Panther Lakeのコンピュートタイルより大きなダイで40%が出ているなら、ダイサイズが小さい実製品ではさらに上振れる計算だ。 Intelは2027年第1四半期までにD0を0.
半導体
AI半導体の需給逼迫が解消する見通しは立っていない。TSMCのシーシー・ウェイ(C.C. Wei、魏哲家)会長兼CEOが6月4日の年次株主総会で語ったのは、米国での生産能力拡大を進めてもなお顧客の需要を満たせないという現実と、それでもメモリ業界のような急激な値上げはしないという経営判断だった。 需要に追いつけない現実 ウェイ氏は台湾・新竹で開かれた株主総会で、米国での生産能力を増強しても「顧客の需要に応えられるようになるまで、まだ長い時間がかかる」と述べた。TSMCは2026年通期の売上高が前年比30%超の成長になるとの見通しを改めて示したが、それでも供給が需要を下回る状態は続く。 背景にあるのは、AIインフラへの投資の加速だ。Alphabet、Meta、Microsoft、Amazonのハイパースケーラー4社だけで、2026年の設備投資額は合計約7250億ドル(約116兆円)に達する見込みで、前年から6割以上の増加となる。この投資の多くはデータセンター向けの先端半導体に向かっており、TSMCの3nmおよび5nmプロセスの供給不足は2027年以降も続くとみられている。 TSM
Samsung
約4万8000人の組合員を抱えるサムスン電子の労働組合が、2026年5月21日から18日間にわたるゼネストを前日夜に留保した。賃金交渉で労使が暫定合意に達したのは、ストが予定されていた当日の数時間前だった。
AMD
QualcommとMediaTekがTSMCの4nm/5nmラインを返上した。空いた枠にAMDが滑り込み、Zen 4世代のGenoaを大量出荷している。リサ・スーがQ1決算で語った「ユニット駆動の成長」の正体は、これだった。 メモリ高騰がファウンドリの地図を書き換えた スマートフォン市場が冷え込んでいる。原因は需要の飽和ではなく、部品コストの暴騰だ。 DRAMとNANDの価格が記録的な上昇を続け、エントリー機の部品原価は劇的に変わった。スマホのBOM(部品表)構成比は、こう変化している。 エントリー機ではDRAMが35%、NANDが19%を占め、合計でBOMの54%にまで達する。 エントリー機の部品原価、メモリが半分超 54% メモリ計 DRAM35% NAND19% その他46% ※ エントリー機(200ドル未満帯)のBOM構成比。Counterpoint Research調査 メモリが半分を超える。これはもはや「電子部品が高くなった」という
AI
AppleとIntelがチップ製造で予備合意に達した。MacBook Neoの次世代を担うA21チップが、Intelの工場から出てくる可能性が現実味を帯びている。動かしたのはホワイトハウスだ。
インテル
インテル株が4月に114%も上昇し、時価総額は4700億ドルを突破した。ナスダック上場55年で最高の月だが、その熱狂はファンダメンタルズから明確に乖離しはじめている。
Samsung
4万人が工場を離れた1日で、半導体の生産ラインは目に見えて動きを鈍らせた。労組はその実数を自ら公表し、交渉のカードとして突きつけている。世界のメモリ不足が深刻化するなか、AI需要を一手に担う工場で何が起きているのか。
TSMC
TSMCが2029年までのプロセス技術ロードマップを公開し、A13・A12・N2Uの3ノードを追加した。2026年量産が既定だったA16は2027年にずれ込み、高NA EUVの採用も2029年まで見送る。AI時代の戦略分岐が、Intelとの対比で鮮明になった。 新ノード3本追加、A16は2027年に後ずれ TSMCは2026年4月22日、カリフォルニア州サンタクララで開催した2026 North America Technology Symposium(2026年北米技術シンポジウム)でA13、A12、N2Uの3つの新しいプロセス技術を公開した。同時に、以前は2026年量産開始とされていたA16について、実際の量産立ち上げを2027年と整理した。 事業開発・グローバルセールス担当上級副社長で副COOを兼任するケビン・チャン(Kevin Zhang)は、A13について「A14を光学的にシュリンクしたもので、約6%の面積削減を実現しつつ、設計ルールと電気特性の互換性を完全に維持する」と説明した。顧客が既存IPをほとんど手直しせずに移行できる設計になっており、量産開始は2029年を予
AI
AI需要が地政学リスクを飲み込んでいる。TSMCの2026年第1四半期、純利益は前年同期比58.3%増。中東で戦火が続くなか、通年の売上成長見通しは「30%超」へと上方修正された。