Linux
映画業界がWayland移行に本腰を入れる
VFXとアニメーションの制作現場は、長年Linux上のX11に依存してきた。そのX11が消える。RHEL 10からXorgサーバーは削除され、GNOMEもX11コードを完全に落とした。デスクトップLinuxの世界ではWaylandへの移行がほぼ完了したが、プロの映像制作現場では話が違う。ペンタブレット、カラーマネジメント、スタジオ間のリモートアクセス、数百人のアーティストが同時に使う商用・自社製ツール群。X11の上に積み上げてきたワークフロー全体が、Waylandで同じように動く保証はまだない。 業界横断のワーキンググループが発足 Academy Software Foundation(ASWF)と視覚効果協会(VES)の技術委員会は現地時間6月24日、「Wayland for Artists Working Group」の設立を発表した。VFX・アニメーション業界全体でWayland移行の課題を洗い出し、ロードマップを策定するための中立的な場だ。 ASWFは米映画芸術科学アカデミーとLinux Foundationが2018年に設立した組織で、OpenEXR、OpenVDB、