Google Play、購入済み映画を削除。返金も拒否
「買った映画」がある日消える。Google Playで2022年に購入されたロード・オブ・ザ・リングのエクステンデッドエディションが、ユーザーのライブラリから一方的に削除された。
「買った映画」がある日消える。Google Playで2022年に購入されたロード・オブ・ザ・リングのエクステンデッドエディションが、ユーザーのライブラリから一方的に削除された。
Xbox
「PCゲームが動くコンソール」として注目を集めてきたProject Helixだが、Steamを載せることの経済的リスクが内部データで裏付けられた。
GPUベンチマーク
ライドシェア運転手シミュレーターがSteam、PS5、Xbox Series X|Sに年内リリース予定。開発はUNIGINE、販売はSaber Interactive。
Linux
RustとAIで一から書かれたX11サーバーyserverが、バージョン1.4でGPU加速とKDE Plasmaの動作確認を果たした。6月の公開から2か月足らずで、外部から3人の開発者がパッチを送るプロジェクトになっている。 ChromeとSteamが動いた理由 yserver 1.4の目玉は、GLXピクセルバッファの実装だ。 従来のyserverでは、ChromeやSteamのようなGPU加速を前提とするアプリケーションが描画を正しく処理できなかった。ピクセルバッファがソフトウェア側で処理されており、GPUのピクスマップに紐づいていなかったためだ。1.4ではこの処理を改め、GLXピクセルバッファを実際のGPUピクスマップで裏付ける実装に切り替えた。 これにより、ChromeとSteamでWebGLが動作するようになった。 ただし完全ではない。ChromeでGPUパスが有効になったことで、メニューの描画が一部黒く表示される不具合が確認されている。Steamのメニュー描画にも同じ問題が波及しており、開発者のヨス・デハース(Jos Dehaes)氏はWebGLの有効化コミットを
Steam
ゲームのトラブルに困るユーザーへの返信を装い、仮想通貨マイナーを仕込むPowerShellコマンドがSteamの掲示板に投稿されている。 「このコマンドを実行すれば直る」 Steamのディスカッションフォーラムで、ゲームのクラッシュやインベントリ消失を相談する投稿が狙われている。捨てアカウントが「修正方法」と称するPowerShellコマンドを返信する手口が報じられた。 投稿の内容は具体的だ。「Win+Rを押してpowershellと入力し、管理者として実行。以下を貼り付けて実行すれば直る」。困っているユーザーが指示に従うと、オープンソースの仮想通貨マイナーXMRigがダウンロード・実行される。PCのCPUを使って仮想通貨モネロ(Monero/XMR)を攻撃者のために採掘し続ける。 ClickFixと呼ばれるこの手法は、偽のエラー画面やCAPTCHA認証を表示してユーザー自身に悪意あるコマンドを実行させる。ユーザーが自ら操作している以上、ブラウザやセキュリティソフトの自動検知はすり抜ける。 今回は偽のWebページではなく、Steamの掲示板が使われている。困っているユーザー
Linux
KWinがCSDウィンドウのドロップシャドウと角丸を自動で描画する。System MonitorにはCPUアフィニティ設定が追加された。 影のないウィンドウに影を KDE Plasmaでは、ウィンドウの装飾をコンポジタ(KWin)に委ねるか、自前で描画するかがアプリごとに異なる。GTKアプリの多くはドロップシャドウを自前で描き、QtアプリはKWinに任せる。 問題は「どちらもしない」アプリだ。SteamやDiscordはまさにこれで、Plasmaデスクトップ上で影もアウトラインも角丸もない四角い窓として表示される。デスクトップ全体の統一感が崩れる原因だった。 Plasma 6.8で、KWinの開発者ヴラッド・ザホロドニー(Vlad Zahorodnii)氏がこの問題を解決した。CSD(クライアントサイドデコレーション)でありながらドロップシャドウを描画しないウィンドウを検出し、KWinがドロップシャドウ、アウトライン、角丸を自動で付与する。 技術的には、デコレーションテーマがメタデータで"shadow"と"titled"の2スタイルへの対応を宣言し、KWinがウィンドウの状
メモリ危機
Steam Machineの生産がメモリ確保量に制限される中、Valveのエンジニアが店頭価格と卸値の断絶を語った。 店頭に並んでいる価格は、もう古い 消費者が店頭で目にしているメモリやSSDの価格は、メーカーが実際に支払っている部品コストを反映していない。Valveのエンジニア、ヤザン・アルデハイヤット(Yazan Aldehayyat)が明かした。 小売の棚に並ぶ製品は、メーカーが数か月前に仕入れた在庫で作られている。現時点の卸値との間には3〜6か月のずれがあり、今すでに高いと感じている価格は「まだましだった頃」の仕入れ値がベースだ。 アルデハイヤット氏はこの状況を端的に表現した。「まだ悪化している」と。 卸値と小売価格のずれが意味すること このタイムラグが意味するのは、今後数か月で消費者が直面する値上げの規模だ。 投資銀行ジェフリーズ(Jefferies)のレポートは、2026年第3四半期にDRAMとNANDの価格が前四半期比40〜50%上昇すると予測している。第4四半期にもさらに30〜40%の上昇が続き、本格的な価格下落は2028年まで見込めないとの見解だ。
Steam
中古の2.5インチSATA SSDにゲームを1本ずつ入れ、差し込むだけで起動する仕組みを個人が作った。SSD高騰と物理メディア消滅の間で、なぜ1万6000人が支持したのか。 差し込めば、ゲームが立ち上がる r/pcmasterraceに7月14日、「Steam Game Cartridges」(Steamゲームカートリッジ)と題した投稿が上がった。 Steam Game Cartridges by u/Jibril-sama in pcmasterrace 投稿者のJibril-sama氏は、中古の128GB SATA SSDを10台まとめて70ユーロ(1台あたり約7ユーロ)で入手し、それぞれにSteamのゲームをインストール。3Dプリンタでカートリッジ型のケースとドックを自作し、SSDを差し込むとSteamが該当ゲームのページを開く仕組みを組み上げた。 技術的には単純だ。OSはLinux。SSDにはValveのSteam URLプロトコルを呼び出すシェルスクリプトを1つ置いてある。ドックの中身はSabrent製のUSB 3.0-SATA変換アダプタで、SSDが接続さ
PlayStation
PS Storeで「購入」した映画が、9月1日に消える。ソニーが英国と欧州のPlayStationユーザーに送った通知は、デジタルコンテンツの「購入」がそもそも何だったのかを突きつけている。 「購入済みコンテンツは削除されます」 ソニーは2026年6月下旬、英国および欧州のPlayStationユーザーに対し、スタジオカナル配給の映画・テレビ番組551本を2026年9月1日付でライブラリから削除すると通知した。対象にはターミネーター2、トータル・リコール、マルホランド・ドライブ、ブリジット・ジョーンズの日記、パディントン、パンズ・ラビリンスといった作品が含まれる。 通知にはこう書かれている。 「2026年9月1日より、コンテンツライセンス契約により、以前ご購入いただいたスタジオカナルのコンテンツにアクセスできなくなり、ビデオライブラリから削除されます」(ソニーのユーザー向け通知) 返金には一切触れていない。ダウンロードして保存する手段もない。購入したコンテンツが、一方的に、消える。 米国のユーザーには影響がない。英国と欧州だけだ。同じコンテンツ、同じ「購入」ボタン、同じP
ゲーミングPC
Valveが18万9,980円のゲーミングPCを出荷する4日前に、製品ページからひとつの数字を消した。 消えた「60 FPS」、現れた「FSR 4.1」 Steam MachineのハードウェアページにあるCPU & GPUの項目が、現地時間6月25日に書き換えられた。 After backlash, Valve has changed their statement on 4K gaming at 60 FPS to 4K gaming on the Steam Machine page (before and after) 😭 pic.twitter.com/I8yH18f3QS — Steam Hardware Updates (@HardwareSteam) June 25, 2026
ゲーム業界
Unreal Fest 2026のインタビューで、ティム・スウィーニー(Tim Sweeney)氏はValveのAI開示制度を正面から攻撃した。開発者を萎縮させる「緋文字」だと。だがEpic自身はUnreal Engine 6にAI機能を深く組み込んでいる。開発者の自由を訴えるCEOの論理と、データが見せる現実。そのずれを追った。 「緋文字」発言の中身 Unreal Fest 2026シカゴでの基調講演を終えたスウィーニー氏は、インタビューでSteamのAI使用開示制度を「無責任」と断じた。ゲームをできるだけ広く知らしめたければSteamに出すしかない、だがSteamに出せば「AIの緋文字」(Scarlet Letter of AI)がつき、「ゲームを潰そうとするヘイターコミュニティ」に晒される。Valveがそれを強制するのは、開発者の成功を著しく困難にする行為だ、と。 発言の背景にはUnreal Engine 6の戦略がある。UE6はClaudeやGeminiとの接続機能を備え、プロンプトからのアセット生成やシーン構築を可能にする。デモでは、テキスト入力で仮想の部屋に家具を配
AI
ゲーム市場分析サービスGame Oracleが2025年12月に公開した調査が、半年を経て改めて注目を集めている。同社のプロダクト・データ部門責任者であるロス・バートン(Ross Burton)氏が約1万本のSteam有料タイトルを対象に行った統計分析の結論は、開発者にとって無視できないものだった。AI使用を開示したゲームは、同等の条件で比較した場合、レビュー数が約53%減少する。レビュー数はSteam上の売上推定に広く使われる代理指標であり、この数字はそのまま売上の半減を示唆する。 約1万本の統計が映したもの バートン氏の分析対象は、2025年1月から10月にSteamでリリースされた有料タイトル9,879本。このうち17.9%がAI使用を開示していた。 表面的な数字だけでもAI開示ゲームの不利は見える。発売後1か月間のレビュー中央値は、非開示タイトルの7件に対してAI開示タイトルは4件。レビューがゼロのまま1か月を過ごしたタイトルの割合は、非開示が15.2%、AI開示が19.8%。100件以上のレビューを獲得したタイトルに限っても、好評率の中央値は非開示の88.3%に対し、
ゲーム
ポケットペアのパブリッシング・コミュニケーション責任者ジョン・バックリー(John Buckley)氏が、生成AIに対して改めて明確な拒否姿勢を示した。「ゲーマーはそれを望んでいない。望んでいないなら、それで終わりだ」。7月10日に正式リリースを控えた『パルワールド』の開発元から出たこの言葉を、素直に受け取れる人と、そうでない人がいる。 「うちにはアーティストがいる」 インタビューに応じたバックリー氏の論旨は明快だった。ポケットペアは生成AIを使っていない。社内に多くのアーティストを抱えており、彼らは自分の手で作ることを好んでいる。AIに置き換える理由がない、と。 コーディング支援としてのAIには可能性を認めつつも、ゲーム制作における生成AIの将来には懐疑的だ。「バブルとは呼びたくないが、どれだけ続くかは分からない。Steamだってある程度は押し返している」。 折しも今週開催中のSteam Next Festでは、参加タイトル約8,700本のうち約1,700本がAI使用を開示した。5本に1本。バックリー氏自身も、Next Festの出展タイトルでAI生成アセットを見かけるたび
ゲーム
Epic Gamesランチャーが「ゼロから再構築」される。リークされた内部資料で、Launcher V2と名づけられた次期バージョンの性能目標と12ヶ月ロードマップが明らかになった。起動速度は平均5倍、システムトレイからのライブラリ復元は平均6.5倍。具体的な数字を出してきたのは、今回が初めてだ。 「最悪」の自認から4ヶ月、具体像が出た 2月、Epic Games Storeのスティーブ・アリソン(Steve Allison)副社長兼GMが「ランチャーは最悪だ」と公言した。あれから約4ヶ月。Unreal Fest Chicago(6月17〜18日)の時期に流出した内部資料が、改修の全体像を初めて数字付きで示した。 フォートナイトリーカーのHYPEX氏がこの資料を投稿し、情報源としてLuKa氏(@LuKaOnIndeed)の名前を挙げている。スライドにはストアフロントの刷新、ランチャーの完全再構築、12ヶ月のロードマップ、サードパーティ向けパッチノート機能が並ぶ。 some other things: • Rebuilding the store from the groun