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GitHubのAIエージェント、Issue1件で非公開リポジトリが丸見えに

AI

GitHubのAIエージェント、Issue1件で非公開リポジトリが丸見えに

GitHubのAIエージェント自動化機能に、公開リポジトリのIssueを1件書くだけで非公開リポジトリの中身を抜き取れる脆弱性が見つかった。攻撃者にコーディングスキルは要らない。 営業VPを装ったIssue1件で、非公開リポジトリの中身が外に出る AIセキュリティ企業ノマ・セキュリティ(Noma Security、イスラエル)のリサーチ部門ノマ・ラボが7月6日、GitHub Agentic Workflowsに存在するプロンプトインジェクション脆弱性を公開した。脆弱性名はGitLost。 GitHub Agentic Workflowsは、GitHubが2026年2月にテクニカルプレビューとして導入し、6月にパブリックプレビューへ移行した機能だ。GitHub ActionsにAIエージェントを組み込み、Markdownで記述した目標に沿ってGitHub Copilot、Claude、Google Gemini、OpenAI Codexなどが自律的にIssueの分類やドキュメント更新を実行する。 ノマ・ラボが実証した攻撃フローを追う。 ある組織が、公開リポジトリと非公開リポジ

Windows 11、起動不能PCをクラウドから復旧する新機能を公開

Windows11

Windows 11、起動不能PCをクラウドから復旧する新機能を公開

Windowsをクリーンインストールした後に待っていた「ドライバ探しの1日」に、マイクロソフトが正面から手を打った。 USBメディアが要らなくなる日 マイクロソフトは2026年7月6日、Windows 11の新しいリカバリオプションクラウドリビルドをInsiderプレビュービルド26300.8772で公開した。 Windowsが起動しなくなったPCを、USBメディアもカスタムイメージも使わずに、クラウドから完全に復旧できる。Windows Updateから対象のOSイメージとデバイスのドライバをまとめてダウンロードし、再インストールする仕組みだ。 既存の「このPCをリセット」にもクラウドダウンロードの選択肢はある。あちらは現行OSのインストール情報に依存しており、ドライバはローカルから取得する。 「このPCをリセット」とクラウドリビルドの比較 このPCを リセットクラウド リビルド起動不能時制限あり対応OS取得元ローカル/ クラウドWindows Updateドライバ取得元ローカルWindows Updateデータ保持選択可全消去提供状況一般提供中プレビュー

GitHubのCD-ROM企画、嘲笑を浴び4日で取り下げ

GitHub

GitHubのCD-ROM企画、嘲笑を浴び4日で取り下げ

ソニーのディスク廃止をからかうつもりで始めたGitHubのCD-ROM郵送キャンペーンが、投稿から4日で申込フォームを取り下げた。567万閲覧を集めた投稿のリプライ欄は、ソニーへの共感ではなくGitHub自身の障害への皮肉で埋まった。 フォーム消滅、投稿は残存 GitHubが公開リポジトリをCD-ROMに焼いて先着1000人に無料郵送するとXで告知したのは現地時間7月2日のことだった。ソニーがPlayStation新作の物理ディスク生産を2028年1月以降終了すると発表した翌日にあたる。 We heard you. And we agree. In light of recent developments in physical media, GitHub is proud to announce that you can now obtain your public repo on CD-ROM. Keep it. Lend it to friends. Pass it on to

Microsoftのデータセンター、住民が騒音で集団訴訟。「眠れない」

データセンター

Microsoftのデータセンター、住民が騒音で集団訴訟。「眠れない」

4月に発覚した低周波音の問題をMicrosoftは「解決済み」としていた。住民はそう思っていない。 稼働開始から1週間で提訴 ウィスコンシン州マウントプレザントに完成したMicrosoftのデータセンター「フェアウォーター」が稼働を開始したのは6月下旬のことだった。それから1週間後の7月2日、近隣の住民3人がMicrosoftを相手取り、連邦地裁に集団訴訟を起こした。 原告は3人。ガレット・オスターガード(Garret Ostergaard)氏と、デイヴィッド・ウェイド(David Wade)氏、ジョイ・ウェイド(Joy Wade)氏の夫妻で、いずれも隣接するスタートバント(Sturtevant)の住民だ。全員がデータセンターから約2.4km以内に住んでいる。訴状は、ディーゼル発電機と空調設備(チラー、冷却塔、空調機、コンデンサーファン)が発する騒音を「過度で持続的」と主張し、私的ニューサンス(生活妨害)と過失を訴因として挙げた。 オスターガード氏は、騒音による不眠で勤務シフトを夜勤から日勤に変更せざるをえなくなった。ウェイド夫妻は、自宅の庭やデッキで過ごす時間を奪われたと訴

Xbox史上最大の人員削減、3200人。4スタジオがXboxを去る

ゲーム

Xbox史上最大の人員削減、3200人。4スタジオがXboxを去る

Xboxのアーシャ・シャルマCEOが全社員宛メールで「リセット」の中身を明かした。FY27末までに約3200人を削減し、4つの開発スタジオを手放す。週末から噂されていた数字が、本人の口で確定した。 「投資1ドルにつき64セントの損失」 アーシャ・シャルマ(Asha Sharma)は現地時間7月6日、Xboxの全社員に宛てたメールを自身のXアカウントで公開した。冒頭でXbox史上最大の組織再編の開始を宣言し、FY27(2026年7月〜2027年6月)を通じて約3200人を削減すると表明した。 This is an important email I sent today to all employees at XBOX: Team, We are beginning the most significant restructure in XBOX history. After careful consideration, I've

Windows 11に「Proの上」がある。309ドルで買える隠れたエディション

Windows

Windows 11に「Proの上」がある。309ドルで買える隠れたエディション

Windows 11のエディションはHomeとProの二択だと思っている人が大半だろう。Proのさらに上、Windows Serverの手前に位置するエディションが、2017年から存在している。 スタートメニューに広告がない Windows 11 Pro for Workstationsは、Microsoftが公式に販売しているクライアント向けWindowsの最上位エディションだ。Windows 10時代の2017年にPro for Workstationsとして初登場し、Windows 11でもそのまま引き継がれている。 存在そのものが意外だろう。PCショップの店頭でも、BTOの構成画面でも、選択肢に出てくるのはHomeかProがほぼすべてだ。デル、HP、レノボのワークステーション製品にはプリインストールされているが、自作PCやゲーミングPCの文脈ではまず話題に上がらない。 目に見える差はインストール直後に現れる。スタートメニューにキャンディークラッシュやNetflixへのプロモーションリンクが並ばない。Proには最初から入っている類の広告ショートカットが、このエディション

Windowsの「指紋」が犯罪者を追い詰めた。全PCに入っているGDID

セキュリティ

Windowsの「指紋」が犯罪者を追い詰めた。全PCに入っているGDID

Scattered Spiderのメンバーとされる19歳がフィンランドで逮捕・米国へ移送された。決め手はWindowsに埋め込まれた識別子GDIDで、VPNの裏側にいた人物を特定した。 空港で止められた19歳 2026年4月10日、ヘルシンキ空港。日本行きの便に搭乗しようとしていた若者が、フィンランド警察に拘束された。 ピーター・ストークス(Peter Stokes)、19歳。米国とエストニアの二重国籍を持つ。インターポールの赤手配書に基づく逮捕だった。所持品の中には2台のハードドライブがあり、後に捜査上の証拠として扱われることになる。 ストークス氏の身元は2024年の時点で当局に把握されていた。エストニアとアラブ首長国連邦を行き来していたが、当時は未成年であり、監視にとどまっていた。成人後、赤手配書が発行された。 6月末に米国へ移送され、6月30日にシカゴの連邦裁判所で初出廷。共謀、コンピュータ侵入、詐欺の3つの罪で起訴されている。オンラインでは「ブーケ」「スペンサー」「ジョーダン」というハンドル名を使っていた。 Scattered Spiderという集団 米司法省

Microsoft 365法人向け値上げが施行。最大43%増の全容

AI

Microsoft 365法人向け値上げが施行。最大43%増の全容

個人向けでは訴訟にまで発展したCopilot抱き合わせ値上げが、2026年7月1日、法人の請求書にも到達した。Microsoftは「パッケージと価格の更新」と呼ぶ。商用M365の値上げは2022年3月以来、4年ぶりになる。 誰がいくら払うのか 2025年12月に予告されていた法人向けMicrosoft 365の価格改定が、7月1日に施行された。対象はBusiness、Enterprise、Frontline、政府向けの各スイートとスタンドアロン製品で、個人向けと教育向けは含まれない。 全プランにCopilot Chatの機能強化が組み込まれ、上位プランにはセキュリティやデバイス管理の追加機能がバンドルされている。 値上げ幅はプランごとに異なる。 Microsoft 365 Business Basicは1ユーザーあたり月額6ドルから7ドルへ16%の上昇、Business Standardは12.5ドルから14ドルへ12%上がった。Business Premiumは22ドルのまま据え置かれた。 Enterprise側ではOffice 365 E1が10ドルで据え置き、Off

AI排出量が過去最大。GoogleとAmazonの報告書

AI

AI排出量が過去最大。GoogleとAmazonの報告書

GoogleとAmazonが今週公開した環境報告書は、AIが消費するエネルギーだけでなく、データセンターの建設資材やGPU製造まで含めた排出量の全体像を示した。効率改善は進んでいる。それでも、拡大の速度が改善を上回り続けている。 「排出量は増えたが、効率は上がった」の限界 Googleが2026年環境報告書で公表した2025年の排出量は、同社が「アンビション・ベース」と呼ぶ算定方式で約1450万トンCO₂換算に達した。前年比18%増、2019年の基準年からは81%増になる。事業運営に直結するスコープ1・2の排出は約290万トンで、前年比2%減。電力需要が前年比37%も伸びたにもかかわらず運営排出を減らせた点を、Google自身は成果として強調している。 問題は、排出全体の約80%を占めるスコープ3にある。サーバー、チップ、ネットワーク機器の製造、データセンターの建設資材がその大半を占め、前年比で25%増加した。Googleの最高サステナビリティ責任者ケイト・ブラント(Kate Brandt)氏は報告書の中で、AIインフラの拡大が電力網の脱炭素化よりも速いペースで進んでいると認め

Microsoftの軽量AI OS「Project Aion」動画が流出

Windows11

Microsoftの軽量AI OS「Project Aion」動画が流出

2024年に記録された内部デモ動画で、CopilotをOSの中核に据えた実験的Windowsの全容が明らかになった。 スタートボタンが消えたWindows Microsoftが社内で試作していたOSの動画が流出した。コードネーム「Project Aion」。約3分間のデモ映像が現地時間7月2日、Windowsのベータビルドを記録・保存するコミュニティBetaWikiのDiscordサーバーに投稿された。 画面に広がるのは、見慣れたWindows 11に似たデスクトップだ。タスクバーが画面下部に並ぶところまでは同じだが、スタートボタンがあるべき位置にはCopilotのアイコンが収まっている。クリックすると開くのはスタートメニューではなく、Copilotを中心に据えたダッシュボードだ。ファイルを探すのも、アプリを開くのも、Webを検索するのも、すべてCopilotの入力ボックスから始まる。 動画内のナレーションはProject Aionを「Copilotをシェルの中核にネイティブで組み込んだ、Webベースのエージェント型OS」と説明している。 Edge上に築かれたOS Pr

Fable 5が復活。Anthropicが手放したもの

AI

Fable 5が復活。Anthropicが手放したもの

Fable 5が帰ってきた。6月12日の輸出規制で全世界から消えてから19日。米商務省は6月30日に規制を解除し、Anthropicは7月1日からFable 5の提供を再開した。Mythos 5も米国の承認済み組織への提供が続いている。だが復活したFable 5は、止められる前とは変わっている。セーフガードは厳しくなり、利用枠には上限がかかり、Anthropicは今後のフロンティアモデルについて政府への事前アクセスを約束した。規制を解くために、Anthropicは何を差し出したか。 何が変わったか 今回の再デプロイで、Anthropicはサイバーセキュリティ関連のリクエストを検知する安全分類器を再訓練した。Amazonの研究者が報告した手法は、99%以上の確率でブロックされるようになった。ブロックされたリクエストはOpus 4.8に自動転送され、ユーザーにはその旨が通知される。 引き換えに、誤検知は増えた。Anthropic自身がそう認めている。通常のコーディングやデバッグ作業がサイバーセキュリティ関連と誤判定され、Opus 4.8に回される場面が以前より多くなる。開発者にとっ

Xbox、ディスクをデジタル化する移行機能をテスト中

ゲーム

Xbox、ディスクをデジタル化する移行機能をテスト中

SIEが2028年1月以降、新作ゲームのディスク生産を終了すると発表した。同日、Microsoftがディスクをデジタル権利に変換する機能を準備していることが明らかになった。ソニーはディスクを終わらせる。Microsoftは、次世代への持ち越し手段を用意しようとしている。 Disc2Digitalの仕組み 関係者によると、Microsoftは社内で「Disc2Digital」と呼ばれるディスクのデジタル化機能のテストを進めている。5月の時点でXbox PCアプリのコード内にDisc2Digitalの文字列が確認されており、社内コードネームはPositron。現在、Xbox社員が内部テスト中だという。 仕組みは単純で、対応するディスクをXbox本体に挿入し、インストールして起動するだけ。Microsoftアカウントにデジタル権利が付与され、以後はMicrosoft Storeでデジタル版を購入した場合と同等の扱いになる。Game Pass加入者であれば対応タイトルをXboxクラウドゲーミングでストリーミングでき、Xbox Play Anywhere対応タイトルならPCや携帯ゲーム機

PS6もXbox次世代機もディスクなし。アナリストが断言

ゲーム

PS6もXbox次世代機もディスクなし。アナリストが断言

SIEが7月1日に発表した新作ゲームの物理ディスク廃止を受け、複数のゲーム業界アナリストがPS6とXbox次世代機Project Helixのデジタル専用化を事実上確定と見なしている。焦点はもはや「ディスクがなくなるかどうか」ではなく、なくなった後にゲームの所有権をどう守るかに移った。 アナリストの見解は一致している SIEのディスク廃止発表から数時間で、業界を代表する調査機関が次々と見解を出した。 調査会社Circanaのマット・ピスカテラ(Mat Piscatella)氏は、PS6とProject Helixの両方がデジタル専用デバイスになると断言している。任天堂はSwitch 2のライフサイクルが終わるまでカートリッジの生産を続ける見込みだが、PlayStationとXboxについては結論が出たという認識だ。 東京拠点のコンサルティング会社カンタンゲームズのセルカン・トト(Serkan Toto)氏も同意見で、Xboxが同じ判断を下しても驚く者はいないだろうと述べている。 Niko Partnersのダニエル・アフマド(Daniel Ahmad)氏は、より踏み込んだ分

Windows 11の標準機能が最大500GBを食い潰す。MicrosoftがKB5095093修正配信

Windows

Windows 11の標準機能が最大500GBを食い潰す。MicrosoftがKB5095093修正配信

Windows 11に標準搭載されている「機能アクセス マネージャー サービス」のデータベースファイルが異常に肥大化し、ストレージを数十〜数百GB占有する問題が数か月前から報告されていた。Microsoftはこの不具合を正式に認め、6月29日付でKB5095093のチェンジログに修正を追記した。 70GBが消えた日 Microsoftのサポートフォーラムに、あるユーザーの報告が上がった。Windows 11でストレージの空きが急激に減り、調べたところCapabilityAccessManager.db-walというファイルが70GBにまで膨れ上がっていた。 機能アクセス マネージャー サービスが生成するこのファイルは、アプリによるカメラ・マイク・位置情報へのアクセス履歴を記録するデータベースのWALファイル(書き込み先行ログ)だ。本来のサイズは数MB程度。それが数十GBに達し、ひどい例では500GBを超える報告もある。 WALファイルサイズ:正常値と報告値の比較 約4MB 70GB 500GB 128GB 正常時 初回報告 最大報告 SSD容