サイバーセキュリティ

FCC、外国製ドローン・ルーターの更新期限を2029年へ

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FCC、外国製ドローン・ルーターの更新期限を2029年へ

米国で使用中の外国製ドローンとルーターは、2029年1月1日までソフトとファームの更新を受けられる。FCCは安全保障を理由に締め付けを進めていたが、更新を絶てば既存機器のセキュリティが逆に悪化する矛盾と向き合うことになった。 規制と現実の板挟みで、FCCが2年延長を選んだ 米連邦通信委員会(FCC)の技術部門であるOET(Office of Engineering and Technology)は、2026年5月8日にこの延長を公表した。対象となるのは外国製の無人航空機システム(UAS)、UAS重要部品、そして家庭用ルーターのうち、すでに米国で機器認証(equipment authorization)を受けて流通している既存機種だ。 延長前の期限は、ドローンが2027年1月1日、ルーターが2027年3月1日だった。新しい期限はどちらも2029年1月1日へと、ほぼ2年後ろ倒しになった。さらにTom's Hardwareの報道によれば、これまでClass I permissive changes(認証取得後の軽微な変更)に限られていたwaiverの範囲を、より大きな変更を含むCla

トランプ政権、AIモデルの事前審査を本気で検討し始めた

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トランプ政権、AIモデルの事前審査を本気で検討し始めた

「規制しない」と言ってきたトランプ政権が、AIモデルの公開前に政府が中身を点検する仕組みを本気で協議している。きっかけはアンソロピック(Anthropic)の「Claude Mythos」。シリコンバレーと政権の関係が、見えない場所で書き換わり始めている。 「規制しない大統領」が方針を曲げる瞬間 トランプ政権は、AIモデルが公開される前に政府がその中身を審査する仕組みを検討している。米政府高官と協議に詳しい関係者がNYTに語った内容は、これまでの規制最小路線と真正面からぶつかる。 検討されているのは、テック企業幹部と政府関係者で構成するAIワーキンググループを設置する大統領令だ。連邦政府による正式なAIモデル審査プロセスもこの枠組みで議論される見込みで、先週はホワイトハウスがAnthropic、Google、OpenAIの幹部にこの構想を説明した。 参考にされているのは英国のモデルだという。複数の政府機関がAIモデルの安全基準への適合を確認する英国型の仕組みは、開発スピードを大きく落とさず最低限の歯止めをかける現実解として、政権内で支持を広げている。 トランプ氏は2025年

GPT-5.5、Mythos並のサイバー攻撃能力を英国AISIが確認

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GPT-5.5、Mythos並のサイバー攻撃能力を英国AISIが確認

英国のAI Security Institute(AISI)が4月30日に公開したGPT-5.5の評価で、32ステップの企業ネットワーク攻撃を完走した2番目のモデルとなった。Mythos Previewに続く到達は、サイバー攻撃能力の飛躍が業界全体の傾向であることを示している。 「2番目」の意味は思ったより重い 英国のAI Security Institute(AISI)が4月30日、OpenAIのGPT-5.5に関するサイバー能力評価を公開している。AISIは英国の科学・イノベーション・技術省(DSIT)の傘下にある政府系研究機関で、2025年2月にAI Safety InstituteからAI Security Instituteへ改名した経緯がある。日本のAIセーフティ・インスティテュート(AISI)とは別組織だ。 注目すべきは「2番目」という結果が持つ意味だ。4月にAISIは、AnthropicのClaude Mythos Preview が同研究所の企業ネットワーク攻撃シミュレーション「The Last Ones(TLO)」を初めて完走したと発表していた。当時の懸念は

英GCHQが初の市販デバイスSilentGlass発表

サイバーセキュリティ

英GCHQが初の市販デバイスSilentGlass発表

GCHQ傘下NCSCが、HDMIとDisplayPort経由の悪意ある信号を遮断するデバイスSilentGlassを公開した。政府施設で数年前から稼働中という触れ込みだが、何から守るのかをNCSCは答えない。 GCHQが売り始めた「モニター防御装置」 英国の信号諜報機関GCHQが、史上初めて自ブランドの市販ハードウェアを世に出す。国家サイバーセキュリティセンター(National Cyber Security Centre、以下NCSC)が22日、グラスゴーで開催中のCYBERUK 2026で発表したSilentGlassというプラグアンドプレイ型のデバイスだ。 HDMI用とDisplayPort用それぞれに専用機種があり、コンピュータとモニターの間に挟むだけで「予期しない、または悪意ある通信」を遮断するという。NCSCが知的財産を保有し、英国のサイバーセキュリティ企業Goldilock Labsが製造・販売の独占ライセンスを受けた。製造はラズベリーパイ(Raspberry Pi)も受託製造する南ウェールズのSony UK Technology Centreが担う。 NCSC