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Zeus GPU、テープアウト完了でRTX 5090に挑む

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Zeus GPU、テープアウト完了でRTX 5090に挑む

GPUスタートアップのBolt Graphicsが、Zeus GPUテストチップのテープアウト完了を発表した。TSMCの12FFCプロセスで製造され、RTX 5090の半分の消費電力でパストレーシング5倍を主張する設計が、紙の上の約束から現実の試作品へ一歩進んだ。 紙の発表から実チップへ Bolt Graphicsは2026年4月22日、次世代GPU「Zeus」のテストチップのテープアウト完了を発表した。カリフォルニア州サニーベールに本社を置く同社は、2025年3月にZeusを初披露したが、そこから1年余りを経てようやく「実在するシリコン」への一歩を踏み出したことになる。 興味深いのは選ばれた製造プロセスだ。Zeusのテストチップは、TSMCの12FFCプロセスノードで製造された。RTX 5090が採用する4nmクラスと比べれば、世代としては2〜3段階遅れるプロセスだ。にもかかわらず、Bolt GraphicsはRTX 5090を上回る性能を主張している。 プレスリリースによると、Zeusアーキテクチャはスケーラブルな設計であり、より先進的な5nmノードへの展開も視野に入れて

Adobeが競合を抱え込む、AIエージェント基盤への賭け

AI

Adobeが競合を抱え込む、AIエージェント基盤への賭け

年初来で株価を3割近く失ったAdobeが、自らを追い詰めてきたはずのAIプレイヤーを同じ船に乗せる戦略に出た。ラスベガスで開幕したAdobe Summit 2026で公開されたのは、Anthropic・OpenAI・NVIDIAを含む主要AIと深く連携する企業向けエージェント基盤だ。 発表されたのは「Adobeだけで完結しない」Adobe Adobeが公開した新プラットフォーム「CX Enterprise」は、同社自身のAIエージェントとサードパーティのエージェントを横断的にオーケストレーションする枠組みだ。中核となるのは CX Enterprise Coworker と名付けられたエージェントで、マーケティング部門が設定したゴール(たとえば「クロスセル率を3%引き上げる」)を受け取ると、複数のエージェントとツールを自律的に組み合わせて計画を立案し、承認を経て実行・モニタリングまで担う、という触れ込みになっている。 興味深いのは、この仕組みが「Adobe製のAIだけで閉じない」ことを設計思想の中心に置いている点だ。CX Enterpriseはオープン標準のMCP(Model C

Microsoft Fairwater、前倒し稼働の裏で「Microslop」と呼ばれる現実

AI

Microsoft Fairwater、前倒し稼働の裏で「Microslop」と呼ばれる現実

Microsoft(マイクロソフト)がウィスコンシン州のAIデータセンター「Fairwater」を予定前倒しで稼働させた。しかしナデラCEOのX発表は「Microslop」と揶揄する反応に埋もれ、想定外の温度の批判にさらされている。 単一クラスタに数十万基のBlackwell、前倒し稼働の中身 Fairwaterは315エーカーの敷地に3棟を構えるAI専用施設で、2024年5月に33億ドル(約5,200億円)規模の投資として発表されたプロジェクトだ。2025年9月にはMicrosoftがさらに40億ドルの追加投資を発表し、第2棟の建設計画も走っている。サティア・ナデラ(Satya Nadella)は4月16日のX投稿で「ウィスコンシンのFairwaterが予定より早く稼働する。世界で最も強力なAIデータセンターとして、数十万基のGB200を単一シームレスクラスタに統合する」と明かした。 Our Fairwater datacenter in Wisconsin is going live, ahead of schedule. As the world’s most powe