ソニー
ソニー十時CEO、エレクトロニクスの巨人をエンタメ企業に作り替える
ソニーの売上の3分の2以上が映画・音楽・ゲームから生まれている。十時裕樹CEOが語ったのは、エレクトロニクスへの郷愁を断ち切る覚悟だった。
ソニー
ソニーの売上の3分の2以上が映画・音楽・ゲームから生まれている。十時裕樹CEOが語ったのは、エレクトロニクスへの郷愁を断ち切る覚悟だった。
ゲーム業界
ソニーがディスク廃止の方針を崩さない一方、Xboxには物理メディアへの対応を残す構想があった。だがXboxリセットを経た今、その行方は不透明だ。
PlayStation
PlayStationのディスク生産終了をソニー在籍32年の元最高幹部が「表計算の判断だ」と評した。同じ日、ソニー唯一のディスク工場が光学レンズ工場への転換を進めていることが判明している。署名活動が広がるより前に、工場はすでに動いていた。 32年いた人の目に映ったもの ショーン・レイデン(Shawn Layden)氏がEurogamerのインタビューに応じた。SIEワールドワイド・スタジオの会長を務め、PS4時代のファーストパーティ事業を統括した人物だ。 1987年にソニーへ入社し、共同創業者の盛田昭夫氏のアシスタントからキャリアを始めている。1996年にPlayStation事業へ移り、2019年に退社するまでの32年間をソニーで過ごした。 レイデン氏は、SIEが2028年1月以降の新作ゲームディスク生産を終了するとした7月1日の発表について、率直な言葉を選んだ。 「必ずしも同意はしないが、もう事業にはいない。ディスクを打ち出すコストが高すぎるのかもしれない」(レイデン氏のEurogamerへの説明) 今回の判断を「表計算の判断だ」と表現した。製品や機能の廃止を決めると
ゲーム
ソニーがPlayStationの新作ゲームからディスクを廃止すると発表した翌日、メディアとコミュニティの反発は激しさを増している。だが売上データは、反発している層がすでに少数派であることを示している。85%がデジタルで買っているのに、聞こえてくるのはディスクを惜しむ15%の声ばかりだ。なぜか。 数字が語る現実 2026年3月期(FY2025 Q4)のソニー決算で、PS5とPS4のフルゲーム販売におけるデジタル比率は85%に達した。年間平均でも78%。PS4発売当初の2013年は約13%で、12年で比率は完全に逆転した。 PlayStationデジタル販売比率の推移 ※年間平均値。横軸は等間隔(実時間比例ではない)。FY2025 Q4(2026年1〜3月)は四半期ピークで85%に到達。ソニー決算ベース 年間約7000万本の物理ソフトがいまだに売れている。Niko Partnersのダニエル・アフマド(Daniel Ahmad)氏はこの数字を強調し、物理ソフトが死んだわけではないと述べている。だがソニーの直近四半期における物理ソフトの売上高は約
ゲーム
SIEが7月1日に発表した新作ゲームの物理ディスク廃止を受け、複数のゲーム業界アナリストがPS6とXbox次世代機Project Helixのデジタル専用化を事実上確定と見なしている。焦点はもはや「ディスクがなくなるかどうか」ではなく、なくなった後にゲームの所有権をどう守るかに移った。 アナリストの見解は一致している SIEのディスク廃止発表から数時間で、業界を代表する調査機関が次々と見解を出した。 調査会社Circanaのマット・ピスカテラ(Mat Piscatella)氏は、PS6とProject Helixの両方がデジタル専用デバイスになると断言している。任天堂はSwitch 2のライフサイクルが終わるまでカートリッジの生産を続ける見込みだが、PlayStationとXboxについては結論が出たという認識だ。 東京拠点のコンサルティング会社カンタンゲームズのセルカン・トト(Serkan Toto)氏も同意見で、Xboxが同じ判断を下しても驚く者はいないだろうと述べている。 Niko Partnersのダニエル・アフマド(Daniel Ahmad)氏は、より踏み込んだ分
ゲーム
SIE(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)が7月1日、PlayStationの新作ゲームから物理ディスクをなくすと発表した。2028年1月以降、新作はPS Storeと小売店でのダウンロード版のみになる。発売済みのタイトルや、それ以前にディスクで出荷されるタイトルには影響しない。 売り場に箱は残る。中身は変わる 発表文にはシド・シューマン(Sid Shuman)氏(SIEコンテンツコミュニケーション シニアディレクター)の名前が添えられている。ソニーは小売店での販売を継続する意思を明確にしたが、その販売形態がどうなるかは具体的に語られていない。ダウンロードカードなのか、コードを封入した箱なのか。GTA 6はすでにPS5版をコード・イン・ボックスで予約受付しており、それが標準になる可能性は高い。 2025年度のPlayStationにおけるフルゲーム販売のうち、デジタルが占める割合は通年で78%。直近の2026年1〜3月期にはそれが85%に達している。ディスクの生産を止めても、大多数のユーザーにとっては何も変わらない。その数字が、この決定を支えている。 P
PlayStation
PS6の製造コストが1000ドルに迫るという試算が出回る中、SIE社長の西野秀明(Hideaki Nishino)氏が投資家向けの場で次世代機の価格方針に踏み込んだ。コスト増を全額は吸収できないと認めつつ、メモリ高騰を逆手に取るクラウド戦略にも言及している。 核心は「大幅な赤字では売らない」 6月5日に開催されたソニーグループのゲーム&ネットワークサービス(G&NS)部門の事業説明会のQ&Aサマリーが、6月末に公開された。投資家との質疑応答で、西野氏はハードウェアの価格戦略について問われ、二つの原則を示した。 一つ目は、部品コストの上昇を全て吸収することは現実的でないという認識。PS5はすでに値上げを実施しており(日本では4月2日に最大1万8000円の値上げ)、それでも販売は計画どおりに進んでいるという。 二つ目は、ハードウェアを大幅な赤字で販売する意思がないこと。 この二つを並べると、方向性がはっきりする。PS3のように1台あたり数万円の逆ザヤを覚悟して市場に投入するやり方は、もうやらない。かといって、コスト増をそのまま小売価格に転嫁するとも言い切っていない。西野氏が繰り
ゲーム
3月末に760ドルだったPS6の部品原価が、6月下旬時点で960ドルまで膨れ上がった。1000ドルまであと40ドル。699ドルで出せるかもしれないという3ヶ月前の議論は、もう成立しない。 760ドルから960ドルへ リーカーのKeplerL2氏が現地時間6月27日、NeoGAFのスレッドで投稿した。3月に自身が示したPS6のBOM(部品原価)見積もりについて問われ、その数字から約200ドル上がったと回答している。 3月時点のBOM見積もりは約760ドルで、ソニーが妥当な補助金を負担すれば699ドルでの発売も不可能ではないとKeplerL2氏は述べていた。あれから3ヶ月。状況は一変した。 200ドルの増加は、ほぼ全てメモリとストレージに起因する。PS6には30GBのGDDR7と1TBのSSDが搭載されるとみられており、この2つの部材が今、急激に値上がりしている。 メモリ危機は構造的に終わらない 同じ週に、この上昇が一時的ではないことを裏付ける材料がいくつも揃った。 6月25日、マイクロンが決算で16件の長期供給契約を公表した。データセンターと家電向けは2026年から20
PlayStation
ソニーのPS6に関するリーク情報がまた一つ積み上がった。今度は内部のハードウェア戦略文書に、フレーム補間技術の記載が見つかったという。研究段階の話ではない。4K120fpsという次世代の看板を、AIでどう実現するか。その設計判断の痕跡だ。 VFIという三文字 リーカーのMoore's Law Is Deadが、自身のポッドキャスト番組で、以前入手したPS6関連の社内文書を読み返した際に気づいた記載として明かした。文書にはVFI(Video Frame Interpolation)、すなわちフレーム補間の記述がある。 VFIは、GPUが実際にレンダリングしたフレームの間にAIが中間フレームを生成し、見かけ上のフレームレートを引き上げる技術だ。PC市場ではNVIDIAのDLSS 4やAMDのFSR 4がすでに実用化している。コンソールでの本格採用はまだない。 文書はPS5 Pro発売前に作成されたものとされ、ソニーがその後どの仕様を最終決定したかは不明だとリーカー自身が留保している。だが記載の中身は具体的だ。 主要テーマ:コンソールはコスト制約がある。ML/AIによるSR(超解
ゲーム
次世代機の性能差が判明しつつある。焦点は、その差が何をもたらすかだ。 「30%差」が意味すること Xbox Project Helixがソニーの次世代機PlayStation 6より約30%高い性能を持つとのリーク情報は、すでに複数のソースから裏付けられている。Magnus(HelixのAPU)のGPUコンピュートユニット数は68基(RDNA 5)、PS6のOrionは54基で、メモリバス幅も192ビット対160ビットとHelixが上回るとされる。 PlayStation 6 vs Xbox Project Helix 主要スペック比較 PlayStation 6Xbox Project HelixGPU コンピュートユニット54基 (RDNA 5)68基 (RDNA 5)メモリバス幅160ビット192ビットCPU構成Zen 6c×8基 +低電力×2基Zen 6×3基 +Zen 6c×8基フレームレート 目標4K / 120Hz4K / 144Hz ただし、
PS6
メモリ価格の高騰がPS6のスペックを削り始めている。リーカーKeplerL2が示した譲歩案は、当初計画の30GBから24GBへ、メモリバスは160-bitから128-bitへ。コストを切るならここしかない、という現実的な落とし所だ。 「最も合理的な妥協点」が示された PS6の仕様を巡る議論が、ソニーの決算発表をきっかけに動き出している。 NeoGAFのスレッド「Sony CEO: 'We have not yet decided on PS6 launch timing'」でリーカーのKeplerL2が投稿した内容によると、ソニーがPS6の販売価格を消費者が受け入れ可能な水準に抑えたい場合、システムを大きく損なわずに削れる最も合理的な部分はメモリバスとVRAMだという。具体的にはSSDを1TBに据え置き、メモリバスを256-bitから128-bitに、VRAMを24GBに減らす案だ。 Nerfing the specs so much kinda defeats the point of having a next-gen system. I
Xbox
Moore's Law Is Deadが次世代Xbox「Project Helix」について、1200ドルに収まればハイエンドPC市場を揺さぶると語った。コンソールとしては高いが、PCとしては破格という二重構造だ。 1200ドルの箱が2〜3千ドルPCに化ける理由 MicrosoftとAMDが共同開発する次世代Xbox「Project Helix」をめぐり、リーカーのMoore's Law Is Deadがポッドキャスト「Broken Silicon」第358回で踏み込んだ見解を示している。核心はシンプルだ。Project Helixは事実上ハイエンドPCであり、しかも「コンソールの皮をかぶった」廉価版として登場する可能性がある。 Project Helix と現行・次世代コンソールの想定スペック Project Helix PS5 Pro Xbox Series X チップ名 Magnus Viola Scarlett プロセス 3nm
PS6
PS6がベースPS5比で最大10倍のレイトレーシング性能、という数字が拡散している。だが著名リーカーのKeplerL2は、AMD資料の読み違いだと釘を刺す。実ゲームのFPS向上は3倍前後、というのが彼の読みだ。
PlayStation
PlayStation 6と携帯機版Canisは、PS4・PS5ソフトを動かす設計で進んでいる。MLIDが入手したというSonyおよびAMDの内部資料に、後方互換の項目がはっきり記されているという。