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OLEDモニター出荷が前年比78%増、QD-OLEDが市場を動かす

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OLEDモニター出荷が前年比78%増、QD-OLEDが市場を動かす

OLEDモニター市場が急拡大している。2026年第1四半期の出荷台数は前年同期比78%増。QD-OLEDパネルの供給増が新規参入を後押しし、市場の勢力図も変わり始めた。 前四半期比では減少、前年比では急伸 調査会社TrendForceが2026年5月19日に公表したデータによると、OLEDモニターの世界出荷台数は2026年第1四半期に前年同期比 78% 増を記録した。 ただし前四半期比では11%減っている。 2025年第4四半期に大規模なセール・プロモーションが展開され、需要を先食いした影響が大きい。年末商戦の反動と季節的な落ち込みが重なった格好だ。 前四半期との比較では縮小したが、1年前と比べれば出荷台数はほぼ倍近くに膨らんでいる。季節変動を差し引いても、OLEDモニター市場の成長ペースは速い。 この急成長の背景にあるのは、QD-OLEDパネルの供給拡大だ。 QD-OLEDパネルの流通量が増えたことで、従来はパネルを確保できなかったメーカーが製品を投入できるようになった。新規参入組が市場の空白を埋め、出荷台数を押し上げている。

中国SINKERが64GB DDR5サーバーメモリ量産達成

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中国SINKERが64GB DDR5サーバーメモリ量産達成

サムスンとSKハイニックスがHBM増産でDDR5供給を絞るなか、中国Jiahe Jinwei傘下のSINKERが64GB DDR5 RDIMMの量産と出荷を達成した。空いた席に、座りに来た者がいる。 大手が席を立った市場に、別の顔ぶれが現れた 中国深センのJiahe Jinwei(嘉合勁威)が、子ブランドSINKERのDDR5メモリで重要な節目を迎えた。年初に発表していたDDR5 Registered DIMM 64GB 5600MT/sサーバー専用メモリが、複数の大手メーカーによる厳しい検証を通過し、量産と出荷の段階へ正式に入った。 製品ラインはサーバー向けのRDIMMに加え、デスクトップ向けUDIMM、ノートPC向けSODIMMもそろう。容量は最大64GB、速度は4800MT/sまたは5600MT/sに対応する。 タイミングが、ただごとではない。 サムスン電子とSKハイニックスは2026年に入り、AI向けHBM(広帯域メモリ)の増産にDRAMウェハーを大量に振り向けている。Tom's Hardwareによれば、両社は2027年以降も供給不足が続くと警告しており、メモリ需

AMD、DGFアセットを22%圧縮するDGFSを発表

AMD

AMD、DGFアセットを22%圧縮するDGFSを発表

AMDがジオメトリ圧縮フォーマットDGFをさらに圧縮する新技術DGF SuperCompression(DGFS)を公開した。最大22%のディスク容量削減に加え、RDNA 5世代の専用ハードウェアを待たずとも現行GPUで展開できる仕組みを備える。 RDNA 5を待つ間の橋渡しとしてのDGFS AMDが2026年5月7日、ジオメトリ圧縮技術Dense Geometry Format(DGF)向けの新しいソフトウェア圧縮層、DGF SuperCompression(DGFS)を公開した。AMD DGF SDK v1.2の目玉として加わったこの技術は、ディスク上のDGFアセットを最大22%まで圧縮しつつ、DGF非対応のハードウェアでも展開できる仕組みを備えている。 開発者向けの地味な発表に見えるが、意味するところは小さくない。DGFはAMDがレイトレーシング時代のジオメトリ問題を解くために提唱したフォーマットで、本格的なハードウェア対応はRDNA 5世代以降になる。それまでの数年間、開発者は「未来のGPUのためにDGFを採用するか、現行GPUのために従来形式を維持するか」の二者択一を

Microsoft「32GBは安心ライン」を正常化、肥らせた張本人は誰か

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Microsoft「32GBは安心ライン」を正常化、肥らせた張本人は誰か

DRAM価格が四半期で90%跳ね上がった2026年、MicrosoftはWindows 11ゲーミングPCの公式ガイドで32GBを「no worries(心配無用)」推奨として格上げした。問題は、Windowsを膨張させてきた当事者がMicrosoft自身だという点にある。 「16GBが下限、32GBが安心ゾーン」という新しい売り文句 Microsoftの公式ガイド「Windows Learning Center」のゲーミングPCページが、いつの間にか書き換わっていた。Windows Latestがこの変更を発見し、独自に検証している。 「16GB RAMは必須、32GBは心配無用ゾーン」。Microsoftが今、買い手にWindowsゲーミングPCの最良像として刷り込みたい売り文句がこれだ。Windows Latestはこの推奨について、通常のサポートドキュメントではなくMicrosoftのマーケティング部門からの直接メッセージだと指摘している。 「32GBへの増設は、Discord・ブラウザ・ストリーミングツールをゲームと並行して動かす場合に効く」 Microsoftは

DDR5メモリ、日本で4ヶ月ぶり値下がりの兆し

DDR5

DDR5メモリ、日本で4ヶ月ぶり値下がりの兆し

64GBキットが80,000円を割り込み、日本国内の一部小売で記録的な高値からの反落が始まっている。とはいえ昨年比では依然として数倍の水準で、AIデータセンター需要が支配する構造は何も変わっていない。 4ヶ月ぶりに5万円台前半まで戻した64GBキット 日本市場で異変が起きている。Wccftechが報じたところによれば、4月中旬の時点で複数のDDR5メモリキットが直近4ヶ月で最も低い水準まで価格を落とし、64GB(32GBx2)のDDR5-4800キットが80,000円を下回って販売されている。 ドル換算でおよそ489ドル、前月比で 約21.8% の値下がりだ。世界の大半の地域では同容量のDDR5デスクトップ向けキットが800ドル超で取引されている現状を踏まえれば、これは控えめに言っても「異例の安さ」になる。 ただし喜んでいい話なのかは別問題だ。昨年同時期と比べれば、依然として数倍の価格帯にとどまっている。10%程度の下落で「安い」と感じてしまう感覚そのものが、この一年でメモリ市場がどれほど歪んだかを物語っている。 4ヶ月ぶりという但し書きが示すのは、回復ではなく「束の間の踊

1メガビットDRAM商用化から40年、主役は三度入れ替わった

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1メガビットDRAM商用化から40年、主役は三度入れ替わった

40年前の今日、IBMが世界で初めて1メガビットDRAMを商用機に載せた。日本勢が世界シェアの75%を押さえつつあった時代、米国が「まだ先頭にいる」と示したかった一枚のチップだった。 40年前の今日、メガビット時代が開いた 1986年4月18日、IBMが世界で初めて1メガビットのDRAMチップを商用コンピューターに搭載したと報じられた。搭載先は同社のメインフレーム IBM 3090(Sierraシリーズ)。前年に発表されたばかりのフラグシップ機だ。 当時の個人向けPCに積まれていたのは 64キロビット のメモリチップが主流で、日本勢が量産していた最先端も256キロビットにすぎなかった。一気にその4倍の容量を、1.2ミクロンプロセスで実現したのがIBMの新チップだった。 チップは米バーモント州エセックス・ジャンクションの半導体工場で作られた。IBMはそこを強調した。上級副社長のジャック・D・キューラー(Jack D. Kuehler)は、これを「我々の半導体技術における先進性の証」と位置づけた。 東京の工場ではなく、我が社のバーモント工場で作られたチップ。キューラーはその一点