Firefox 151:無料VPNで国を選べるようになった

リリースから2か月で100万人超が使い始めた無料VPNが、さらに本格的になった。Firefox 151では、接続先の国を自分で選べる機能が加わり、ブラウザだけで完結するVPN体験が一段と整ってきた。

Firefox 151:無料VPNで国を選べるようになった
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リリースから2か月で100万人超が使い始めた無料VPNが、さらに本格的になった。Firefox 151では、接続先の国を自分で選べる機能が加わり、ブラウザだけで完結するVPN体験が一段と整ってきた。


無料VPNに「国選択」が加わった

Firefoxに無料で内蔵されているVPNに、接続先の国を選ぶ機能が加わった。

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わずか2か月で100万人超がサインアップしたこの機能、当初は接続先の国が固定されていたため「本格的なVPNとは言えない」という声もあった。今回の追加でその不満が解消された。

現時点で選べる国はアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、カナダの5か国。デフォルトでは最寄りの国が自動で選ばれるが、いつでも切り替えられる。他の国の地元ニュースを見たい、海外のショップで価格を確認したい、といった用途で使える。

ただし、接続先として選んだ国・地域の法律やコンテンツ制限は引き続き適用される。対応国は今後のリリースで順次追加される予定だ。

Mozillaは「接続先の国選択は、Firefoxコミュニティからのリクエストで最も多かった機能のひとつ」と述べており、今回でブラウザ内蔵VPNの基本機能が出そろったとしている。

モバイルでAI機能のオン・オフを管理できるようになった

今年初めにデスクトップで始まった「AIコントロール」機能が、iOSとAndroidにも来た。

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翻訳・音声検索・「Shake to Summarize(振って要約)」など、Firefoxモバイルに搭載されているAI機能を、まとめてオン・オフできる設定画面が追加された。新機能が来るたびに設定を確認し直す手間がなくなる。使わない機能はここで切っておけばいい。

Shake to Summarize がAndroidにも来た

スマートフォンを振るとページの要約が表示される「Shake to Summarize(振って要約)」は、TIME誌の2025年ベスト発明にも選ばれた機能だ。これまでiOS限定だったが、Android版の展開が始まった。

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Shake to Summarizeは現在、Androidでは英語のみ対応。iOSでは英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語・イタリア語・日本語の7言語で使える。

Android版は当面英語だけだが、Mozillaは追加言語への対応を順次進める予定と説明している。iOSでは日本語が対応済みだ。

プライベートブラウジングをワンタッチでリセット

アドレスバーの右側に炎の形のボタンが新しく加わった。「Clear Private Session(プライベートセッションをクリア)」と呼ばれるこのボタンを押すと、ブラウザを閉じることなくプライベートウィンドウのデータをその場で消去し、新しいプライベートセッションを始められる。

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クッキー、履歴、ログイン情報、その他のセッションデータが自動的に削除される。サプライズのプレゼントをこっそり調べた後や、一時的なアカウントでログインした後など、「ここで完全に消したい」という場面で役立つ。

Mozillaは「ブラウザを閉じて開き直す手間なしに、プライベートセッションをゼロに戻せる」と機能を説明している。

Nightly では設定画面の刷新が進んでいる

現在、開発版チャンネルであるNightlyでは、設定画面のデザインが見直されている。目的の設定を探しやすくするための構成変更と、ラベルや説明文の整理が中心だ。既存の設定内容はそのまま引き継がれる。

今週中にNightlyユーザー向けにデフォルトで有効になる予定で、フィードバックはMozilla Connectで受け付けている。


ブラウザにVPNが内蔵されるようになってから久しいが、接続先を自由に選べる水準まで来たのは今回が初めてだ。有料VPNサービスの基本的な機能が、追加料金なしでFirefoxに入ってきた。


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